<中日新聞webより抜粋>
御嶽山噴火 見せつけられた予知の難しさ
2014年09月28日 01時29分
火山の猛威を、まざまざと見せつけられた。
長野県と岐阜県にまたがる標高3000メートル超の御嶽山が噴火した。
紅葉シーズンの週末とあって、登山客が大勢いた。高温の火山灰などで多数の重傷者が出ている。山小屋に退避した人もいるが、噴火が続いているため、救援活動は時間を要している。
政府は、首相官邸の危機管理センターに連絡室を設置し、被害の情報収集などを急いでいる。安倍首相は、被災者の救助や登山客の安全確保に全力を尽くすよう指示し、自衛隊を派遣した。
負傷者の搬送、行方不明者の捜索・救難を急ぎ、被害を最小限に食い止めねばならない。
噴火活動がいつ静まるのか、まったく予測はつかない。
山頂付近から噴煙が高く舞い上がり、大量の火山灰が猛烈なスピードで山腹を流れ下った。噴石も広範囲に飛散している。
引き続き火山活動の厳重な監視が必要だ。二次災害にも十分警戒してもらいたい。
気象庁は、今後も同規模の噴火が起きる恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。5段階ある噴火警戒レベルを平常時の1から入山規制を伴う3に引き上げた。
活動性が極めて低い火山と考えられていた御嶽山は、1979年に突如噴火し、火山灰が広い地域に降った。91年と2007年にも小規模の噴火を起こしている。
気象庁は、全国に110ある活火山のうち、活動が活発な23火山の一つに御嶽山を選び、監視体制の充実を目指していた。だが、噴火の予兆は捉えられなかった。
噴火予知の難しさが浮き彫りになったと言えよう。
気象庁は今月上旬から、やや活発な地震動を観測していたが、過去の噴火データが乏しく、噴火につながると判断できなかった。噴火の明確な前兆となる地殻変動なども探知されなかった。監視体制の再点検が求められる。
日本は火山国なのに、監視に必要な予算や人材が不足しているとの指摘がある。充実した観測体制は、鹿児島県の桜島や長野・群馬県境の浅間山などに限られる。
8月に鹿児島県の口永良部島で新岳が噴火した際には、前兆を察知できなかった。噴火活動が続く小笠原諸島の西之島は、常時の観測さえしていない。
最近は、中高年の登山ブームもあり、登山客でにぎわう火山は多い。周辺には温泉など有名観光地もある。万一の事態があることも忘れてはならない。
2014年09月28日 01時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
引用ここまで。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
極右政党になりつつ有る政権与党の自民党・・ お嬢様大臣が原発再稼働を既定路線の如く、くっちゃべっていましたが、世界に1500ヶ所ほど有ると言われる活火山の110ヶ所が有る日本で、しかも専門家が火砕流の危険が無い訳ではないと言っている川内原発が再稼働へ向けて動き出していますが、大丈夫なのかねぇ?
今回の噴火って「自然をなめるな!」という地球からのメッセージみたいに思えます。
尖閣問題なんかより、確実に国土が減った(住めなくなって)フクイチ事故・・・・・・・・・
同じ事が起こらないようにするには、全ての原発を廃炉にするのが最善だよね。 このナツも原発無しで過ぎたんだもん
御嶽山噴火 見せつけられた予知の難しさ
2014年09月28日 01時29分
火山の猛威を、まざまざと見せつけられた。
長野県と岐阜県にまたがる標高3000メートル超の御嶽山が噴火した。
紅葉シーズンの週末とあって、登山客が大勢いた。高温の火山灰などで多数の重傷者が出ている。山小屋に退避した人もいるが、噴火が続いているため、救援活動は時間を要している。
政府は、首相官邸の危機管理センターに連絡室を設置し、被害の情報収集などを急いでいる。安倍首相は、被災者の救助や登山客の安全確保に全力を尽くすよう指示し、自衛隊を派遣した。
負傷者の搬送、行方不明者の捜索・救難を急ぎ、被害を最小限に食い止めねばならない。
噴火活動がいつ静まるのか、まったく予測はつかない。
山頂付近から噴煙が高く舞い上がり、大量の火山灰が猛烈なスピードで山腹を流れ下った。噴石も広範囲に飛散している。
引き続き火山活動の厳重な監視が必要だ。二次災害にも十分警戒してもらいたい。
気象庁は、今後も同規模の噴火が起きる恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。5段階ある噴火警戒レベルを平常時の1から入山規制を伴う3に引き上げた。
活動性が極めて低い火山と考えられていた御嶽山は、1979年に突如噴火し、火山灰が広い地域に降った。91年と2007年にも小規模の噴火を起こしている。
気象庁は、全国に110ある活火山のうち、活動が活発な23火山の一つに御嶽山を選び、監視体制の充実を目指していた。だが、噴火の予兆は捉えられなかった。
噴火予知の難しさが浮き彫りになったと言えよう。
気象庁は今月上旬から、やや活発な地震動を観測していたが、過去の噴火データが乏しく、噴火につながると判断できなかった。噴火の明確な前兆となる地殻変動なども探知されなかった。監視体制の再点検が求められる。
日本は火山国なのに、監視に必要な予算や人材が不足しているとの指摘がある。充実した観測体制は、鹿児島県の桜島や長野・群馬県境の浅間山などに限られる。
8月に鹿児島県の口永良部島で新岳が噴火した際には、前兆を察知できなかった。噴火活動が続く小笠原諸島の西之島は、常時の観測さえしていない。
最近は、中高年の登山ブームもあり、登山客でにぎわう火山は多い。周辺には温泉など有名観光地もある。万一の事態があることも忘れてはならない。
2014年09月28日 01時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
引用ここまで。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
極右政党になりつつ有る政権与党の自民党・・ お嬢様大臣が原発再稼働を既定路線の如く、くっちゃべっていましたが、世界に1500ヶ所ほど有ると言われる活火山の110ヶ所が有る日本で、しかも専門家が火砕流の危険が無い訳ではないと言っている川内原発が再稼働へ向けて動き出していますが、大丈夫なのかねぇ?
今回の噴火って「自然をなめるな!」という地球からのメッセージみたいに思えます。
尖閣問題なんかより、確実に国土が減った(住めなくなって)フクイチ事故・・・・・・・・・
同じ事が起こらないようにするには、全ての原発を廃炉にするのが最善だよね。 このナツも原発無しで過ぎたんだもん