ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

映画【わたしのかあさん】の御案内

2025-01-24 | 障がい児教育

福祉作業所が経営するパン屋さん。

以下は、そこで見つけた映画のパンフレットです

 

 

映画【わたしのかあさん  天使の詩】

この映画は、

菊池澄子さんの絵本【わたしの母さん】を原作に

現在92歳の山田火砂子監督が、映画にしたものです。

 

 

【あらすじ】

障がい者特別支援施設の園長である山川高子はある日、
親友から母親・清子のことを本にしないかと声をかけられた。

今でこそ福祉に従事する高子だが、
かつては障がい者をうとみ憎んですらいた。
 
高子は聡明な子だったが、
両親は知的障がい者でありそれを恥じた時期があったからである。
 
親友の言葉に高子は小学三年生の頃を思い出す。
 
同級生に母親を見られたくなくて、
授業参観のお知らせを隠していた高子だったが、
それを見つけた清子は授業参観にやってきてしまう。
 
騒がしくおどけ、同級生から失笑を買ってしまう清子。
 
その後、両親が知的障がい者であることを知らされ、高子は動揺する。
 
そんな高子の心を癒したのは母清子の裏表のない、何より高子を愛する気持ちであった。
 
(以上、公式サイトよりお借りしました)
 
 
 
 
原作を書かれた菊地澄子さん(元養護学校教師)は
御自身の御両親が知的障害者。
 
そして、山田火砂子監督のお嬢さんは重度知的障害者で、
お嬢さんの担任の先生が、菊地澄子先生だったとのこと。
 
子どもから見た親の障がい。
 
そして、親御さんから見た子どもの障がい。
 
この映画は、それぞれを経験したお二人によって編み出された映画なのです。
 
 
 
 
 
【監督 山田火砂子さんのことば】

私の知的障がいの長女が通った大塚養護学校で
長年お世話になった菊地澄子先生の書かれた『わたしのかあさん』を映画化しました。

知的障がい者の両親の長女として高子は生まれました。

秀才だった高子が小学三年生になって
両親の障がいに気がつき荒れるところからドラマは始まります。

しかし、周りの人々の感化によって
「障がいを持っていたのが自分だったかもしれない」
と言う事に気がつき、だんだん心を取り戻していくのです。

優秀ならIT企業などで働けば金銭的には楽だったかもしれないのに、
後年、高子は福祉の道に進みます。

糸賀一雄先生、田村一二先生、池田太郎先生方の影響を受けましたが、
最も影響を与えたのは、無垢な心の母親です。

悪は善に負けるがテーマです。

母の悪口ばかり言っていた近所の人達も、だんだん仲良くなって、子供を預けるなど、母を信頼していきます。

周囲の人々の心を変えていく母の姿を見た高子は福祉の道に生きる決心をするのです。

障がいの両親役に、寺島しのぶ、渡辺いっけい、
友人の父親に船越英一郎、

先生役に東ちづる、
糸賀一雄先生役に宅麻伸、

そして成長した高子を常盤貴子、

その親友に安達祐実、

ほかたくさんの演技派の俳優さんが参加して豪華メンバーのすばらしい映画となりました。

福祉映画もここまで来たかと感動しています。

幸せとは何か、貧しくとも豊かな家庭とは、
泣き笑いのあるこの映画をぜひお楽しみください。

(以上、公式サイトよりお借りしました)

 

 

是非 観てみたいのですが、
ほとんどが自主上映になるようです。
 
動画の予告編と、上映スケジュールは、
以下の公式サイトをごらんください

 

 
【映画・わたしのかあさん~予告編】

 
 
 

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LINEの返信に成長を感じる日々です

2025-01-14 | ピアノ教室

2025年が明け、既に2週間が経ってしまいました。

久しぶりの更新となりますが、
今年もどうぞよろしくお願い致します

 

久しぶりの更新になったのは、年末年始の慌ただしさもありましたが、

何故か、パソコンからもスマホからも、gooブログを開けられなくなったのです。

いつも読んでいる他の方々のブログは勿論のこと、
自分のブログさえ開けられなくなり、非常に不便でした。

今は、接続の方法を変えて、ようやく開けられるようになりました。

 

 

さて、この年末年始、レッスンはお休みにしていましたが、
私のスマホは夕方になると賑やかでした。

生徒さん達から「練習しました!」のLINEが入るのです。

 

少しでもやる気を出させる為に始めた方法でしたが、

中には、LINEをすることが嬉しくて練習を頑張る子も出てきて、
練習の後の 私へのLINEは、なかなか良い方法だったと自画自賛しています。

 

勿論、毎日LINEを送って来る子も居ますが、
中には全然送って来ない子も居たりして、

そんな時は、「寒いけど、元気ですか?」と、私からLINEしてみたり。。。

 

そんな事を続けていますと、LINEの文面にも成長の跡が見られて嬉しいのです。

「練習しました。」だけだった子が、

「夜分失礼します。練習頑張りました。」

と書いてきたりすると、とても感動します。

 

また私が、「明日も練習してね。」と送ると

「はい。」と返信していた子が、

「承知しました。」と書いてきた時も感激しました。

 

ピアノ教師は生徒さんを長い期間指導しますので、
1人1人の成長の様子を見守る事が出来て、とても楽しいのです。

ピアノ教師であることを感謝しつつ、
今年も楽しく充実したレッスンを目指したいと思います

 

 

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僕が運転してレッスンに行きます!

2024-12-30 | 発達性協調運動障害児

先日の夕方、ダイスケ君(小4・発達性協調運動障がい)から電話がありました。

「ららみ先生、僕のピアノを聴いてください

ダイスケ君は そう言うと、
YouTubeを見て覚えた曲を、何曲か披露してくれました。

 

「あらぁ、ダイスケ君、素晴らしいですね。」

「はい、動画を見ながら頑張りました。」

「最近、レッスンはお休みしているけど、
ダイスケ君は、ピアノの練習は頑張っているのですね。」

「はい、頑張っています

 

ダイスケ君は、12月のレッスンはお休みでした。

御家族の都合で、レッスンに来る事が出来なかったのです。

 

「あっ、そうだ
僕、今から ららみ先生の家に行きます

「えっ?そうなの?」

「今から僕が運転して、ららみ先生の家に行きますから待っていてください。」

 

あっ、ダイスケ君の好きな空想ね

すぐにそう思った私は、

「そうなの? 気をつけてきてね。」と言いました。

 

「先生、今、◯◯川を渡りました。」

「◯◯◯公園の横を通りました。」

ダイスケ君は、次々と場所の名前を言います。

 

「だったら、あと40分位で ららみ先生のお家に着きますね。」

「はい。40分位で着きます。」

そう、ダイスケ君の家から私の家は、凄く遠いのです。

 

すると 直ぐに

「先生の家の傍のコンビニの前を通っています。」とダイスケ君が言いました。

「えっ?◯◯◯公園から、随分速く着きましたね。」

「はい、飛ばしたので、早く着いたんです。」

「それは飛ばし過ぎましたね~」

「あっ、今、右に曲がりました。もうすぐ ららみ先生の家です。」

「えっ?もう着いたのですか?
ダイスケ君の家から、3分で着いちゃいましたね。」

「今、バックで駐車します。 先生、待っていてください。」

。。。こんな感じで、ダイスケ君の空想は続きました。

 

ダイスケ君、空想の中でもレッスンに来てくれてありがとう

ららみ先生も、すごく楽しかったよ

 

 

今年も楽しくレッスンが出来て幸せでした。

来年も、その先も、ずっとピアノを教えていけたら幸せです。

 

皆さまには、今年も読んで頂き ありがとうございました。
それでは、佳いお年をお迎えくださいね

 

 

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109歳のフランス人ピアニストの音色が素晴らし過ぎる!

2024-12-27 | 音楽&ピアノ

前回、103歳のピアニスト、室井摩耶子さんの記事を書きました。

     ↓     ↓     ↓
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20241220

 

室井摩耶子さんの動画を何回か見たからでしょうか、

先日、お薦めで以下の動画が上がってきました。

 

106歳のフランス人ピアニスト「音楽は心の糧」

 

 

え~っ 106歳

と思いながら聴くと。。。もう、絶句してしまいました。

音色が、高齢者の音色ではないのです。

 

 

コレット・マズさんは、1914年生まれのフランス人ピアニスト。

5歳でピアノを始め、
あの巨匠 アルフレッド・コルトーに師事し、

その後は、ピアニスト、ピアノ教師として活躍されました。

 

 

以下は、コレット・マズさんが108歳の時に

ドビュッシーの「水の反映」を演奏している動画です。

瑞々しく色彩感のある演奏は、

わざわざ 108歳の~ と但し書きを付けなくても、
充分過ぎるほど完成された音色です。

これ以上、私の乏しい語彙力では説明できないので、
是非、是非、お聴きください

     ↓     ↓     ↓

 

 

 

そして、コレット・マズさんは、
109歳の時に、アルバムも発表されています

しかも、昔に演奏された曲ではなく、
本当に、109歳の時の演奏を録音したものだそうです。

凄すぎる

あ~聴いてみたい

 

【曲目】

(1)坂本龍一:「戦場のメリークリスマス」  

(2)ドビュッシー:「忘れられた映像」より第1曲<ゆっくりと>

(3)ピアソラ:「忘却」

(4)ガーシュウィン:「私の愛する人」

(5)ガーシュウィン:3つの前奏曲より第2番 嬰ハ短調

(6)シューマン:3つの幻想的小品 Op.111より第2曲<かなりゆっくりと> 変イ長調

(7)シューマン:子供の情景 Op.15(全曲)

 

109歳の現役ピアニスト

 

 

世界中の人々に感動を与え続けたコレット・マズさん。

私自身も、
人は、幾つになってもピアノは弾けるのだ

と大きな希望を頂きました。

有り難いことです。

 

 

コレット・マズさんは、
残念ながら、去年の11月に、109歳でお亡くなりになりました。

アルバムを発表されて、安心されたのでしょうか。

非常に残念ですが、天寿を全うされた今は、
神様の御前で美しい音色を披露していらっしゃることでしょう。

 

 

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103歳のピアニスト 室井摩耶子さんのインタビュー動画

2024-12-20 | 音楽&ピアノ

先日、YouTubeのお薦めで上がってきた動画を見ました。

103歳のピアニスト 室井摩耶子さんのインタビュー動画です。

 (1番下に動画を貼りました

 

室井摩耶子さんは、1921年(大正10年)東京生まれ。

6歳からピアノを始め、東京芸大を主席で卒業

1945年1月、
日比谷公会堂にて行われたNHK交響楽団の演奏会にて、ソリストとしてデビュー

その後は、ベルリン音楽大学へ留学し、ヴイリアム・ケンプ教授に師事。

1980年に帰国後は、日本を代表するピアニストとして活躍し、今に至ります。

2012年、90歳の時のインタビューでは、
毎日4時間、演奏会の前は1日8時間の練習を
1日も欠かさず続けてきたことを語っていらっしゃいました

 

 

私は、室井摩耶子さんの御著書
【チェルニーってつまらないの?】も読みました。

チェルニーってつまらないの?「チェルニー30番」から何を読みとるか[室井摩耶子]

 

この御本は、月刊誌『ムジカノーヴァ』の連載を纏めたものですが、
室井先生が80歳の頃に書かれたものです。

文章も分かり易く、またテンポの良いリズム感があって、
とても興味深く読ませて頂きました。

 

 

さて、以下の動画は今年の4月、
室井先生が103歳のお誕生日直後に撮られたものです。

会話のテンポが速く、
また、ちょっとしたユーモアもあり、
えっ?本当に103歳なの?とビックリしました

また、室井摩耶子さんは、
お若い頃から美人さんでしたが、今でも充分美しいと思いました。

毎日、頭と指を使ってピアノに向き合っていたら、
人間は100歳を超えても、ここまで立派に生きる事ができるのだ

そのように思い、とても感動しました。

是非、御覧くださいませ。

     ↓     ↓     ↓

 

 

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