ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

きょうだい児さんのこと

2019-03-25 | 障がい児教育

ルイ君(小5・広汎性発達障がい)の御家庭は、
長男のルイ君、次男のケン君(小2)、そして、もうすぐ3歳のハル君の3人兄弟です。

一昨年の8月からルイ君がピアノを習い始め、
去年の8月からケン君が、私のところでピアノを習っています。

実は、ケン君はルイ君が習い初めてすぐに、ピアノが習いたくなったのです。

でも、私が1年間待たせてしまいました。

ケン君が、お兄ちゃんと同時に習い始めたら、
健常児のケン君は、すぐにレン君を越えてしまうでしょう。

たとえ数年だけでも、
「お兄ちゃんはピアノが上手」と云う期間を
ルイ君に提供してあげたいな~と思ったからでした。

 

しかし最近、色々と我慢をする機会が多いであろうケン君のことも、
ルイ君と同様、いえ、それ以上に心にかけなければ~と強く思うようになりました。

先日、お母様が
「最近、ケンは、お兄ちゃんの置かれた立場が分かってきたようで。」
と仰っていたからです。

きょうだい児ならではの悩みを、自覚する年頃になってきた~と言うことでしょう。

 

幸いなことに、ピアノのレッスンはマンツーマンですので、
レッスンの中で、ケン君に我慢させることは無いのですが、

それでも、お母様にレッスンの様子をお話しする時は、
つい、発達障がいのルイ君の様子を、主に話してしまいます。

そんな些細なことでも、もしかしたらK君は傷ついているかもしれません。

そんなことに思いを巡らせ、ケン君とのレッスンを、
今以上に大切にしていかなければ~と強く思っています。

コメント

メッセージ

メッセージを送る