ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

腱鞘炎を起こさない為に心掛けたこと

2022-04-01 | 音楽&ピアノ

3月の或る日、演奏会の伴奏をしました。

色々と反省点はあるのですが、
無事に終わってホッとしました。

 

今回は、ピンチヒッターとしての出演でした。

本来、伴奏するはずの方が腱鞘炎になり、
急遽、私が弾く事になったのです。

ピンチヒッターですから、
楽譜を頂いたのが2ヶ月前。

これは、演奏会の準備としては
異例の短さだと思います。

しかも、協奏曲やソナタなど
難しい曲ばかりです。

それでもお引き受けしたのは、
ソナタがあったから。

何度も演奏会で弾いているし、
大好きな曲だし。。。

そう思って引き受けたのでした。

 

しかし、練習を始めて2~3日経った時、
転んで肋骨にヒビが

診察して頂いた先生にお伺いしたところ

「ピアノ? 大丈夫だよ。」とのこと。

えっ?ドクターストップかけてよ~
心の中で思いましたが、

先生が大丈夫と言うのならば大丈夫だ!
と暗示をかけて練習することにしました。

 

今回は、ソナタの伴奏の他に、
協奏曲の伴奏が2曲ありました。

協奏曲の伴奏は、
オーケストラのスコアをピアノ譜にしたもので、

それはピアノの為に作曲されていない分、
凄く弾きにくいのです。

和音の連打や、あり得ない運指など。。。

だからこそ、闇雲に練習をすると
腱鞘炎になってしまうと思いました。

 

ですから今回、
練習をする際に心掛けたことがあります。

絶対に、腱鞘炎にならないこと

ピンチヒッターの私まで腱鞘炎になったら
本当に申し訳ないからです。


なので今日は、
腱鞘炎にならない為に心掛けた練習方法を
記しておこうと思います。

 

 

長時間の練習をしない

この2ヶ月間は毎日、
長い時間 ピアノの傍に居ましたが、
続けて20分以上は練習しないようにしました。

弾いては休み~を繰り返し、
筋肉が疲れないように心掛けました。

 

ふんわりした音で練習

練習を始めた頃から 暫くの間は、
ほとんど強弱を付けないで練習をしました。

どんなに脱力しても、
フォルテやピアニッシモは筋肉が疲れます。

ふんわりした音で練習する事を習慣にしました。

 

部分練習の徹底

全曲を通して弾く事は あまりせずに、
弾けない箇所の部分練習を しっかりしました。

練習時間短縮の為です。

 

片手ずつの練習

片手ずつの練習は沢山しました。

片手練習をすると、
もう片方の手は休めるので。

 

指番号を 早々に決める

指番号を譜読みの段階で決めました。

指番号に迷いがあると、
それだけでも、筋肉が緊張するからです。

勿論、練習が進むに連れて
より良い指番号を発見することもあるので、

その場合は すぐに直し、
新しい指番号に慣れるように部分練習を沢山しました。

 

ゆっくりの練習で整える

速く弾かなければならない楽章を練習しても、
最後は、必ずゆっくり弾いて整えました。

 

 

以上の練習が功を奏してか、
本番の直前は、長く弾いても疲れなくなりました。

おそらく筋肉が、
その曲を弾く事に慣れたからかな?
と思います。

筋肉も、新しい曲に慣れるまで
時間がかかるのでしょう。

 

勿論、プロのピアニストの様に、
本当に実力のある方は、
最初から長時間弾いても疲れないと思います。

培った実力と体力が別格だからです。

 

ただ、初心者の方や独学の方には、
この練習方法が参考になるかもしれません。

何かのお役に立てたら良いな、
と思います。

 

 

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