昨日の続きです
「あのね、テツ君、
これからは、楽譜を見て弾く練習を重点的にしようね。
じゃないと、テツ君が困るかもよ。」
「何でですか?」
「だってね、テツ君が40歳位になった時にね、
テツ君の子どもがピアノを習っていて、
この曲を練習しているとするでしょ。」
「はい。」
「その時に、『この曲、お父さんも昔弾いたよ~』と言ったら、
テツ君の子どもが、お父さん弾いて!って言うよね。」
「ああ、きっと言いますね。」
「その時、暗譜を忘れていたらどうする?」
「。。。。。」
「『お父さんは、ららみ先生が傍に座っていないと弾けないんだ』って言う?
それって、相当ダサいよね。」
「あはは。 相当ダサいですね。」
「でも、もしそうなったら、電話ちょうだいね。
ららみ先生は勿論、テツ君の家まで行くからね。
そして、テツお父さんの傍に座ってあげるよ~」
私がそう言うと、テツ君は大声で笑いました。
私もつられて一緒に笑いました。
テツ君は今、14歳。
40歳になるまで、あと26年。。。
私、26年後も、ピアノの先生をしているかしら?
(していたいなぁ。。。)
残り時間は、思ったよりも少ないのです。
これから私は、何が出来るだろう。
そして、何を伝える事が出来るのだろう。。。
楽しそうに笑うテツ君の横顔を見ながら、
そんな事を考えたのでした。
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