先週のレッスンの時、
3拍子の曲を4拍子で弾いてしまったハル君(年長・広汎性発達障がい)
さて、今週はどうかな?
私は、楽しみにしていました。
ハル君は、得意そうなお顔で弾き始めました。
すると。。。
先週4拍子で弾いていた曲は、
きちんと3拍子で弾けていました。
素晴らしいです
私は、ハル君を褒めました。
しかし、
ド レ ミ|レ ミ ファ|ミ ソ ド|レ -
の4小節目、
レ ー 箇所が、左手とうまく合いません。
どうしても右手につられて、
左手の伴奏も間延びしてしまうのです。
初心者の場合、
特に何らかの発達障がいのお子さんは
このようになるケースが多いように思います。
右手と左手で、違う動きをするのが難しいのです。
ハル君が右手を弾いて、私が左手。
次に、ハル君が左手を弾いて、私が右手。
それぞれ2回ずつ、4回弾いた途端、
ハル君が「もう疲れた」と言いました。
ハル君は、体幹が少し弱いので、
レッスン中にも、「疲れた。」と言う事が多いのです。
今までは、そこで無理強いしないように心掛けていたのですが、
そろそろ頑張らせたいな、と思い
「ハル君、来年は何年生になりますか?」と尋ねました。
ハル君は「1年生です」と答えました。
「ハル君、もうすぐ小学生になる子はね、
歳の数だけ練習する、って【決まり】なのよ。
ハル君、何歳だっけ?」
「6歳。」
「じゃあね、6回するのが【決まり】なのよね。
どうする?」
ハル君は、暫く考えて、
「6回弾く」と言いました。
「あら~えらいね。
ハル君は、【決まり】を守る良い子ですね。」
「はい」
そう言うと、ハル君は、もう2回弾きました。
全部で6回、歳の数だけ、ちゃんと弾きました。
「ハル君、お家でも、毎日6回練習出来ますか?」
「。。。。。」
「でもね、仕方無いよね。決まりだからね。」
「分かった。やるよ。」
ハル君は、【決まり】を守ってくれるかな?
どうかな?
次回のレッスンが楽しみです
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。
ランキングが上がると多くの方の眼に留まります。
ポチッと押して応援してくださいね~
↓ ↓ ↓