咄嗟の判断が素晴らしかったマサ君(特別支援校・高3)
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【チャイムをピンポンしたのに先生が居なかった!その時マサ君は。。。】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20231210
一昨日のレッスンの時は、
レッスン室に入って来るなり
「僕は電話しました。」と言いました。
「そうですね。 あの時は素晴らしかったですね。」
「はい。 素晴らしかったです。」
「さすが高校生ですよね。」
「はい。」
マサ君は、とても嬉しそうでした。
自分でも、的確な判断が出来た事に
満足感を感じているのだと思います。
さて、数ヶ月前から【白日】に挑戦中のマサ君。
最近は、半分まで、なんとか両手で弾けるようになりました。
でも、すんなり弾ける。。。というわけでは無く、
ところどころ躓いてしまうのです。
何回か弾いた時、
「う~ん、今のは90点かな?」と私は言いました。
マサ君は、残念そうです。
「では、もう1度弾けますか?」
「嫌です。」
何回も弾かせると、
最近マサ君は、「嫌です。」と言うようになりました。
時には、「もう帰ります。」と言うこともあります。
ピアノを始めて9年。
今までは決して言わなかった「嫌です。」という言葉。
そんな言葉を発するのは、遅ればせながらの反抗期なのでしょうか。
「じゃあ、次がラストです。
これで最後なので、頑張りましょう。」
「分かりました。」
そう言って、マサ君は、もう1度弾き始めました。
「次がラストです。」と言うと
マサ君は、諦めて?弾いてくれるのです。
すると、最後の最後に、1ヶ所間違えてしまいました。
「マサ君、最後が惜しかったですね。」
私は、そう言いながら、
このままレッスンを終えるのは勿体ないな、
でも、もう1度練習させるとマサ君は嫌がるだろうな。。。
そう思っていました。
するとマサ君は
「100点を目指してもよろしいでしょうか?」と言ったのです
「え~っ? ほんと?
100点を目指してくれるのですか?」
「はい、目指します。」
マサ君は、その後何回か練習して、
本当に完璧に弾けるようになりました。
「マサ君、100点です」
「はい、100点です。」
「素晴らしかったですね。」
「はい、素晴らしかったです。」
「100点を目指してくれてありがとう。」
「ありがとうございます。」
マサ君が、自分で完璧を目指したこと。
しかも、「100点を目指してもよろしいでしょうか。」
という非常に丁寧な言葉で。
そして、そう宣言した後に、凄く頑張ってくれたこと。
全ての事が嬉しくて、
とても素晴らしいレッスンになりました。
お願いです
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