ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

紅蓮華はどんな気持で弾きますか?

2024-12-09 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

ルイ君(特別支援校・高2)は最近、
「鬼滅の刃」より【紅蓮華 】を練習しています。

先週のレッスン迄に、6割は両手で弾けるようになりました

6割は両手で弾けるようになったものの、
本人は、あまり楽しそうではありません。

「ルイ君、この有名な曲が弾けるようになった気分は如何ですか?」

「はい、嬉しいです。」

「では、ルイ君は どんな気持でこの曲を弾いていますか?」

「。。。。。」

「それでは質問します。
この曲は、楽しい気持の曲ですか?
それとも、力強い気持で弾く曲ですか?」

「楽しい気持の曲です。」

「ルイ君には楽しい曲に聞こえるのですね。」

「はい。」

「それでは先生が、今から楽しい気持でこの曲を弾きますね。」

 

私は【紅蓮華】を、
ノリノリの身振りを付けて、少し速く軽めの明るい音で弾きました。

するとルイ君は
「ありえねぇ~」と言って笑いだしました。

「おかしいですか?」

「はい、おかしいです。」と言いながら、ルイ君はゲラゲラ笑いが止まりません。

 

「じゃあ、どんな風に弾けば良いですか?」

「力強く?」

「そうですね。そんな気持が相応しいと思います。」

 

「それでは、どんな苦労も乗り越えるぞ~の気持で弾いてみましょうか。」

私がそう言うと、ルイ君は何度も工夫しながら【紅蓮華】を弾いてくれました。

 

「ルイ君、曲の内容を考えながら弾くと、どんな感じですか?」

「凄く楽しいです。」

「そうですね。
ピアノは、明るい気持で弾くと明るい音が出るし、
力強い気持で弾くと力強い音が出ますね。」

「はい。」

「気持と音が繋がっていて不思議ですね。
でも、気持によって音が変わるって楽しいですよね。」

「はい、楽しいです

ルイ君は満面の笑顔でそう答えてくれました。

 

こんなに素晴らしく反応してくれるのですから、
今後はルイ君と、もっと曲想についても話し合っていきたいな、と思いました。

 

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