昨日は、6年生のマサ君のレッスンでした。
いつも通り、ピアノ~リズム打ち~和音聴音~と、レッスンは順調に進み、
最後に、メロディー聴音を残すだけになりました。
メロディ聴音とは、マサ君の場合、私がピアノで弾いた旋律を、
そっくりそのまま歌わせる~というものです。
もう少ししたら、そのメロディーを、音楽ノートに写譜させる訓練も
しようと思っています。
昨日も、何時ものように、短いメロディーをピアノで弾き、
マサ君に歌わせようとしました。
ところが、マサ君は歌おうとするのですが、うまく歌えません。
最近、声がガサガサになってきているので、マサ君も【変声期】に入ったのだと思います。
(マサ君、歌い難そうだな~ どうしようかな~?)と、思った瞬間、マサ君が
「ららみ先生、クイズにしましょう」と言ったのです。
私は、(クイズ? どういう意味かな?)と思いつつ、
もう1度、同じメロディーを弾きました。
するとマサ君は、「はいっ」と手を挙げました。
(あぁ~ マサ君は、一旦手を挙げてから答えたいのかな?)と思った私は
「はい、マサ君、どうぞ。」と応じました。
すると、マサ君は、私が弾いたメロディーを、音程を付けずに
「ドードレミー」と、大きな声で答えました。
う~ん、素晴らしい
音程を付けるのが苦しいので、【クイズ方式】で答えるなんて
マサ君の機転の良さに、心底脱帽したのでした