先日のレッスンの時のことです。
ヨウ君(高2)が、
ピアノの上に積まれた楽譜やコピー用紙の束を見て
「これは何ですか?」と尋ねました。
「ああ、この楽譜はね。
もうすぐコンサートがあるから、その準備をしているの。」
「先生が弾くんですか?」
「そう。伴奏なんだけどね、70ページも弾かないといけないのよ。」
「え~っ 70ページも
それは凄いですね。」
「そうなの。だから今、頑張って練習しているっていうわけ。」
「70ページかぁ。。。」
「そう、大量なんだけどね、
70ページも弾けません、って言いたくないでしょ?」
「先生のプライドですか?」
「そうね。プライドかもね。
ヨウ君も得意の数学では、この問題解けません、って言いたくないでしょ?」
「確かに言いたくないです。」
「きっと、それがヨウ君のプライドね。」
「はい、そうだと思います。」
「そう考えると、プライドって大事だね。」
「はい、大事だと思います。」
こんな会話を交わしました。
コミュニケーションが苦手で、
すぐに涙が出ていたヨウ君と、
こんな会話を交わす日が来るとは
ヨウ君の成長を感じたひとこまでした。
お願いです
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