青春１８切符

昨日の夜、長男に電話しました。  すると～

｢今、新潟だよ～｣
と、呑気な声で答えるではありませんか！！

｢えっ！？  何で？？｣
だって、そんな話しは聞いてないよ。

課題があるから、とアパートに戻ったはずなのに～

 

｢うん、気分転換に青春１８で新潟に来た。
朝６時にアパートを出て、色々寄って新潟に５時頃着いた。｣と息子。

思えばこの子は、
中学生の頃から自転車で遠出をするのが好きな子でした。

自転車で、半日かけて東京タワーに行ったこともあります。

 

高校の時も、夜遅くに帰ってきて
｢疲れた～  今日は、自転車で日光まで行ってきた。｣
と言った時には、仰天したものです。

大学生になってからは遠出に行き放題で、
友達と野宿を楽しんだ？こともあります。

 

先ほど電話があり
｢今、山形。    旅行してお金が無くなったから、お金振り込んで！｣
と言っていました。

 

実は、長男は１人暮らしを始めてから栄養が偏り、体調を崩していました。

そのせいか、心身共に元気が無くなった為、
夏休みの間は自宅に帰らせていたのです。

先週、アパートに戻った時も、まだ心配はしていたのですが。。。

 

でも、青春１８切符で遠出が出来るまでに心身が回復したと思えば、
それはとても嬉しいことです。

今回の新潟旅行をきっかけに、再び元気な息子に戻ってほしいものです。

イタリアとミャンマーで地震

24日（日本時間 10時36分頃）に、イタリア中部で、M6.2の大きな地震がありました。
そして、同じく24日（日本時間19時34分）に、ミャンマーで、M6.8の大きな地震がありました。

イタリアでも、ミャンマーでも、大きな被害が出ているようです。
そして、お亡くなりになられた方も、大勢いらっしゃる様子です。

日本と違い、地震に慣れていないお国柄ですので、
被害に遭った方々は、相当怖く、不安だっただろうなぁ～と想像致します。

特に、病気の方々や、小さなお子さんを抱えたご家族の不安は、相当なものだと思います。
今すぐに行って、大丈夫ですよ！と抱きしめてあげたい気持ちになります。

日本でも、今年の４月には、熊本で大きな地震がありましたし、
５年前の３月には、東日本大震災がありました。

東日本大震災では、私が住む地域でも、大きく揺れました。

私はその日、次男の授業参観で、中学校に居ました。
廊下に立って授業を観ていた時に、大きな横揺れに遭遇し、
思わず壁にすがったのを覚えています。

その日は、次男と一緒に自転車で帰宅しました。
大通りの信号は、停電の為機能せず、ほとんどの車は、徐行運転をしていました。

自宅に帰ると、リビングの、細長い本棚が倒れていました。
そして、レッスン室のグランドピアノは、15センチ位、横に移動していました。

地震に備えて、ピアノには、ストッパーを付けていたのですが、
それでも動いたのですから、地震の大きさに改めてビックリしたのでした。

我が家は、それくらいの事で済みましたが、
多くの犠牲者が出た、東日本大震災の事を思うと、今でも心が痛みます。

そう思うと、イタリアとミャンマーの地震も決して他人事ではなく、
一日も早い復旧を願わずにはいられません。
そして、お亡くなりになられた方々には、心よりご冥福をお祈り致します。

あみだクジ様の第２のお告げ？

昨日は、6年生のS君のレッスンでした。
6月15日、7月5日の記事にも書きましたが、S君は語彙の豊富な６年生の男の子です。

S君が突然
｢発表会の曲、僕もやっぱり、あみだで決めたい！｣と言い出しました。

先回のレッスンの時、発表会の曲を一緒に決めながら
｢発表会の曲、T君はあみだクジで決めたんだよ～｣と私が言ったのを覚えていたようです。

｢えっ？この間、せっかく決めたのに？ また、あみだで決め直すの？｣と私。

｢うん、やっぱり、あみだで決めた方がいいような気がする。｣ とS君が答えます。

 

～と云うわけで、早速２人であみだクジを作り、S君に引いてもらいました。

ところが、あみだクジのお告げ？は、少々気に入らなかったみたいで（笑）
｢もう一回引いて、それで決めます！｣とS君。

そして、S君は再びあみだクジを引き～ 

すると、第2のお告げ？は、超有名な、かっこいい曲でした。
｢うん、これに決める！ あみだクジで決めた曲、難しいけど頑張る！｣と嬉しそうでした。

うん、いいよ♪
あみだクジで決めようが、自分で決めようが、
ららみ先生は、S君が頑張って練習してくれたら、それが一番嬉しいです！

先生同士

今日は電話で、同業の先生と、１時間もお話しました。

電話の相手Mさんは、独身だった頃教えた、昔の門下生です。
中学３年生の冬から大学入試までの３年間、ピアノとソルフェージュを教えました。

今は立派なピアノの先生になって、多くの生徒さんを教えています。
色々な勉強会に積極的に参加して、かなり深く勉強しているので、
最近のトリルの解釈について、質問したのです。

さすがによく勉強していて、いろいろな資料を紹介してもらいました。

喋っていると、ピアノの先生同士の会話になったり、
ふとした瞬間に、昔の師弟関係に戻ったり、
色々な立場がクロスオーバーして、不思議な気分になりました。

いつまで経っても、私の中でMさんは、高校生の頃のMちゃんだし、
きっとMさんの中で私は、ちょっと怖い、昔のピアノの先生なのだろうと思います。

しかし、ピアノ教師と云う立場では、２人の間に、上下関係はまったくありません。

ピアノが好きで、ピアノが好きな子を増やしたい～
そんな気持ちを通して、私達はずっと対等だし、同士なのです。

そんな同士が居て、私は本当に幸せ者です。

オリンピックの閉会式と日本の勝負服

17日間にわたる、リオ・オリンピックが終わりました。

ハラハラしたりドキドキしたり、そして、私達に沢山の感動を与えてくれた
大きなスポーツの祭典でした。

さて、その閉会式で、楽しみにしていたことがあります。
小池百合子都知事の服装です。

小池都知事は、出発前の会見で
｢閉会式には、日本の勝負服で臨みます。｣と仰っていました。

日本の勝負服！ それって、やっぱり着物でしょ！？
そう思っていたら、閉会式に、美しい着物姿の小池都知事が現れました！

美しい鶴の刺繍が施されているベージュ色（うす鶸萌葱色）の色留袖に、
おめでたい金色の帯を締めている小池都知事は、本当に綺麗でした。

あ～やっぱり、日本女性には着物だな～と、しみじみと思いました。

小池都知事は着物姿で、IOCのバッハ会長から五輪旗を受け取ると、
それを左右に大きく振り、次期開催の東京を、全世界にアピールしました。

その後、演奏された｢君が代｣と共に、日の丸が掲げられると、
私の中に、自然と誇らしい気持ちが湧いてきました。

そういえば、日本の選手達が、メダルを取った時や、素晴らしいプレーをした時も、
自分の事の様に誇らしい気持ちになりました。

私にとってオリンピックは、日本人である事を、改めて自覚する祭典でもあったようです。