体が知ってる

風邪をひいた



昨日の夜
喉のところに
微かなイガイガがやってきたのを感じた

「あ、来ましたね
そうですか」





朝
起きたら
喉は熱く腫れていた
ゴクンと唾を飲むのも痛みを感じる

だから楽しみにしていた予定があったけどキャンセルして
眠った
普通はそんなに眠れないのに
眠りに染み込んでゆくのが心地いい




体と呼んでいる
生命の集合体が
いつも
最善の働きをしてくれているから
お任せして
体が求めるように
私は決めて動くだけ




体は的確に知っている
いつ何をどのくらい食べるとか

それはその時どきで違うから
健康法とか療法みたいなものじゃない

医学的に常識的には間違ってるかもしれないこと、
例えば深夜に食べる
甘いものをたくさん食べる
規則正しく食べない
も多々あるけど
体が言うほうを信頼してる




私が邪魔しなければ
（私はいつも睡眠の面で邪魔をする）
体は的確に教えてくれる




情報も情報として
知っておくけど
なにをしたらいいのか
選ぶのは体

言葉なき体の声に
従う





風邪は悪くない

いろんなことはキッカケでしかない
必要があったからそうなっただけ




体は自然現象

「私」がやってるんじゃない



運ばれているだけ





ゆっくり休んだら
また
何か思いが浮かんで
展開していく


それまで
休もう




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