ウレリのGH(ゲストハウス)を9時少し前に出発しました。
天気が良くて、ヒマラヤの山容がよく見えます。
所々でGHらしき建物の新築工事を見かけました。
トレッキングに来る観光客が増えているようです。
アンナプルナエリアでは、9月や10月の最盛期に、ガイドやポーターがGHのダイニングルームで寝るほど混むという話も聞きました。
途中で振り返ると、山腹にウレリ村と、昨日登って来たダラウンティ・コーラの谷が見えていました。
送電線がここまで伸びてきています。
新しいGHを造れるのは、水と電気の目途が立つからなのでしょう。
30分置きぐらいに、GHやレストランなどを見かけました。
そんなトレッキングコースを小一時間も歩くと、お洒落な佇まいのGHを見かけました。
テーブルをセットした庭先に、ヒマラヤシャクナゲが紅色の花を咲かせていました。
このようなGHには必ず、トレッキングコースのルート図が掲示されています。
「現在地はここ(You are here.)」の下に「バンタンティ 2300m」の文字が読めます。
地図には「バンタンティ2210m」と記されていますが、あまり細かいことは気にしないのがネパール流です。
数分も歩かない内に、リゾート気分一杯のGHを見かけました。
谷にせり出したテラスでトレッカー達がブランチを楽しんでいます。
谷の奥に白く輝く峰が見えていました。
ズームを利かせると、
岩と雪のマチャプチャレ6997mが、個性的な姿を空に浮かべていました。
マチャプチャレはネパール語で「魚の尾」という意味で、双耳峰が魚の尾を逆さにした形に見えることから名づけられました。
シヴァ神に関わる神聖な山として、登山が禁止されており、
背中がゾックとするような、神々しい美しさを感じさせます。
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