邦画ブラボー

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「妖蝶の棲む館」

2006年07月28日 | ★TV番組
幸せに暮らしていた人妻が拉致され、
殿様に手ごめにされた挙句、
背中に蝶の刺青を彫られる。
女は失意のうちに井戸へ身を投げる。

その夜から・・ドロドロドロ・・・という
エロチックホラー時代劇。

人妻に佳那晃子。その夫には松橋登
「魔界転生」コンビを見たさに見たのですが・・・

色と蝶狂いの殿様には、濡れ場もなんなくこなす峰岸徹

役者は3人とも上手いのだが、
話がシンプルすぎて90分は長すぎた。

怨霊となった佳那晃子はピーターに似ていることを発見!
憎い殿様の周りに出現するときはピーター、
愛しい夫のそばに出るときは元の清楚な人妻の姿と、
二つの顔を使い分けていた!

ホラーでは、
亡霊が現れなさ過ぎてもつまらないが、
現れすぎても興をそぐ。
出すぎなんです、亡霊とちょうちょが!
現れ方にもひと工夫が欲しい。
「怪談テクニック」の難しさを感じた。

霊に取り付かれた夫の役は
松橋登には似合いすぎるほど似合っていた。

それを見ただけで満足、としよう。

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