【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ミスショットの原因はクラブ「セッティング」

2019年02月27日 22時24分51秒 | ゴルフ



同じメーカーの、同じ機種を、同時に揃えたから
と言って、セッティングが流れ になっているとは限りません。
その場合であっても、
 9割がた ミスを誘発する要因は潜んでいます。

お客様の持ち込みのクラブを
長年見てきました。
数千セットは見たのではないでしょうか?

ある程度データを取って
そのデータと フェース面のボール跡、傷、
ソールの傷、グリップの傷み具合などを照らし合わせます。


スイングやショットを見る前に
おおよそ どのクラブが苦手、もしくは上手く行き難い か
どのクラブはよく使っているか、使っていないか、
ショット全般に置いての悩みも見当がつきます。


ものすごく硬いシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
セットの中に
❶シャフトの柔らかい
❷ヘッドが重い/重く感じる
❸ヘッドが大きい、シャロー形状、重心距離が長い
❹ロフトの寝ているモノ
そう言うものが入っていると
 あまり得意な番手ではないようです。

逆に柔らかめなシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
❶シャフトの硬い
❷ヘッドが軽い/軽く感じる
❸ヘッドが小さい、ディープ形状、重心距離が短い
❹ロフトの立っているモノ

市販のゴルフクラブの傾向としては
 総じて…ですが、同じ機種であっても
ドライバーよりもフェアウェイウッドの方が
ヘッドが軽め・シャフトが硬め が多く、
硬いシャフトの好きな人にとっては
 そのウッド系の中では ドライバーが苦手になります。

✋そのパターンだと その傾向の方は
 フェアウェイウッドよりもユーティリティを好みます。

✋同じ機種の同じ銘柄のアイアンセットであっても
 シャフトのセッティングにはかなりばらつきがあり、
 シャフトの硬さが玉石混交、
 数種類の硬さが混在するセットが殆どです。
 その傾向は
 均一なモノを作りにくい軽量スチールが強くなります。




硬めのシャフトを好んで使う人は
現在の一般的なゴルフクラブセットの組みあわせ

 デカヘッドのドライバー/グラファイトシャフト
 小振りな軟鉄のアイアン/スチールシャフト

というこの奇妙奇天烈なセットと呼べない
組み合わせでは
 スピードで解決できる 中距離系のクラブは得意 ですが
✊ヘッドが大きく、シャフトがアイアンに比べ
 極端に柔らかいドライバーはなかなか上手く行きません。
✊困ったことに 硬いシャフトを好み方は
 スピードで解決する傾向は強いので
 スピードで解決できない ロフトの寝たウエッジなどを
 不得手としているケースが多く、
 スコアの伸びの歩留まりはかなり早いです。

本来、スチールシャフト、特に軽量スチールは
番手が下になるほど 硬めになって行きます。
5番アイアンに比べると ウエッジが
1フレックス硬めの「同じ銘柄・同じ硬さ表示」
のセットと呼ぶもの、が標準品です。
ですので、硬いシャフトが好きな人にとって
好都合の筈なのですが、ウエッヂは万事が万事
スピードで解決できません。
煽り傾向も非常に強いので、
ウエッヂがロフト通りには距離が出ず、
番手の流れの中で
 ロフトが寝てくると どんどん距離差が広がります。

ヘッドが軽く、シャフトの硬いクラブの特徴は
(使う人の特徴…ですね)
インパクト付近で クラブだけが動いていることです。
(ショットの、インパクトの慣性モーメントが低い)

ですので ラフやバンカー、ベアグランドなど
ヘッドにボール以外の負荷がかかるショットに弱くなり
それをさらにスピードで解決しようとして
動作が速くなったり、大きくなったり してミスるのです。

また 硬いシャフトを好み人の場合、
ヘッドスピードを上げても 高さが増す、スピンが増える、
余りにもロフトを寝かして煽っていると
逆にボールが低く、緩く、遅くなったりもするので
ヘッドスピードと距離の関係が確立できないため、
 グリーンに近づくほど苦労したりします。

と同時に シャフトは硬いの(ドライバーと比べ)に
 そのヘッドの形状が苦手なので
 フェアウェイウッドを嫌う人が多いですね。
バックにはユーティリティの花が咲いています^^



全体的に 練習量・練習頻度でゴルフを良くするので
ある年齢になると体が痛み始め、
その練習量と頻度に比例して、ゴルフの向上が止まります。

その時になって クラブに頼ろうとしても
兎も角 速くクラブを動かしてしまいたい人には
ゴルフクラブの、クラブヘッドのお助け機能は
邪魔のモノになるだけですから、
買い替えても、結局、同じ毛色のモノになるだけです。
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ミスショット原因はクラブ「セッティング」です

2019年02月27日 19時23分30秒 | ゴルフ


アマチュアゴルファーの殆ど。。。
ほぼ全員と言って良い人が気付いていません、
知りません。

確かに ゴルフにおいて、現場で
精神的な理由や状態、スイングの問題、
アドレスの問題等 ミスを誘発する原因はあります。

しかし、結構な頻度(かなり高いと思います)で
ゴルフクラブ…
ゴルフクラブ単品ではなく、
クラブのセッティング、組み合わせの悪さによって
ミスが起こっているのです。


練習場と違い、
ゴルフコースでは OB等の打ち直しを除き、
同じクラブを二回連続で使うことはありません。

自分のプラン通りにいかないのが、
ゴルフの辛いところでもあり、楽しいところでもありますが、
使うクラブも予定通りにいかず
アトランダムと呼んでいい位の使う順序です。


練習場でこういう体験をしていませんか?
アイアンやウエッヂなどを練習し、
ドライバーやフェアウェイウッドに持ち替えると
上手く当たるようになるまで 2~3球から数球掛かる。
そして、今度はドライバーの練習が終わり、
アイアンなどに持ち替えると
やはり 似たような『始まり』。

コースでは 持ち替えたその『一球目』が勝負です。

クラブの毛色、特色が異なると
当然 それはスイングにも影響しますし、
タイミングなどにも影響します。

例えば、
ヘッドの重さが異なる、
もしくは ヘッドの重さがより異なって感じる
ゴルフクラブ2本を交互に打ったらどうなるでしょう。



軽い、もしくは軽く感じるクラブを打った後で
重い、もしくは重く感じるクラブを打てば
ダフリやすくなったり、右に出易くなったりします。

その逆に順序では
トップし易くなったり、引っ掛け易くなります。

良いショットが出た次は特にそうです。
軽く感じる方のクラブで良いショットが出て、
次に重く感じるクラブを打つ場合、
人間ですから 当然良いショットは繰り返したい、
今のショット、今のスイング、今の動作を繰り返したい。
ところが 重く感じるクラブを
それと同じようには扱えません。
タイミングも異なるでしょうし、
重く感じることによって人間の反応、動作も変わります。


軽い・軽く感じるクラブとは
❶実際にヘッドが軽い
❷シャフトが硬め
❸ヘッドが小振り、ディープ形状、重心距離が短い
❹ライ角度がアップライトめ

重い・重く感じるクラブとは
①実際にヘッドが重い
②シャフトが柔らかめ
③ヘッドが大きい、シャロー形状、重心距離が長い
④ライ角度がフラットめ


理想論ではありますが、
ゴルフクラブとゴルフスイングの関係は
出来るだけ同じ動作、同じタイミング、同じ感じで使った時、
その番手の距離に分かれる。
クラブによって タイミングを変えたり、
ボールの置き位置やアドレスなどを変えれば
それだけ複雑になり、ミスの可能性はあがります。

この番手だからこう振る …というのは
繰り返し それを打ち続けられる、
ミスをしても、やり直しの効く、
練習場の理論です。

ミスが出るのは仕方がないにしても
その確率が事前に高いセッティングで
コースに出てしまう例があまりに多すぎます。
ほとんど全員でしょう。


同じメーカーの同じ機種を
端から端までいっぺんに買ったから
と言って その問題は解消されません。
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