【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年06月14日 21時43分51秒 | ゴルフ
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。
 
 
ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。
 
時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。
 
 
その当時のハミングバード基準では
 
👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。
 
リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。
 
なんか それが腑に落ちない のです。
 
壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。
 
これはいったいどんな意味があるんだろうか…。
 
そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。
 
なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。
 
 
そんな時、あるシャフトに出会いました。
 
そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。
 
今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。
 
そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。
 
 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。
 
練習場での大々的な試打会もしました。
 
 
若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。
 
 
✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。
 
 
一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm
 
特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。
 
 
そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。
 
とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年06月14日 21時43分51秒 | ゴルフ
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。


ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。

時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。


その当時のハミングバード基準では

👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。

リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。

なんか それが腑に落ちない のです。

壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。

これはいったいどんな意味があるんだろうか…。

そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。

なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。



そんな時、あるシャフトに出会いました。

そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。

今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。

そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。

 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。

練習場での大々的な試打会もしました。


若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。


✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。


一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm

特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。


そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。

とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

からだの回転 スランプのパターン~右向きの質

2019年06月14日 18時24分57秒 | ゴルフ
重要なポイントですが、
ちゃんと意味を掴まないと
スイングの迷路のぐるぐる回りが
頻繁に起こってしまいます。

意味が分かれば
例え、練習に頻繁に行かなくとも、
ラウンド中にスイングに迷いが出た時など
対処の仕方が分かるのではないかと思います。



アドレス ~テークバック~トップ
 この流れの中での 右打ちの人の右向き
 は とても大切ですが、
 その大切なモノは
 右向きの量 ではなく
 右向きの質 です。
       ⇒からだの回転の役割、意味



確かに 質は悪くとも
 テークバック~トップ時に ある程度の右向きの量を確保すれば
 ダウンスイング~インパクトまでの「時間と空間」を稼げるので
 応急処置的には大変有効デス
  


 ゴルフクラブ は 長さ(シャフト)があり
 一方の端に重さが集中した形状で、
 打ち手は重さのないその反対端を持って使います。
 そして 打撃部には 距離や回転、上下左右の方向を司る角度
 というのが番手ごとに存在し、
 それを出来るだけ安定させて使うことが理想です。

 故に 出来るだけ毎回同じようにしたい、扱いたいのですが
 なかなか上手く行かないのが ゴルフの面白く、難しいトコロです。

 スイング動作は どの道 からだ、
 良い悪いは別にして、人によって そのからだがどの部位なのかに
 差が有ったとしても、 その体を回してボールを打ちます。


からだの回転の質
 テークバック時の右向きの質   とは
 からだの回転する、向きを変える速度や量 ではなく
 そのからだの回転、向きを変えるコトが
 ダイレクトにクラブを動かすコト、
 からだの回転がクラブの移動と直結しているか どうか です。



 からだの回転とクラブの移動が直結していれば
 テークバック時 右向きの量を増やせば
 だいたいのことは解決しますが、
 からだの回転とクラブの移動が直結しない
 腕で振るスイングにとって、からだの回転の量は
 円の量、円を増やしているだけに過ぎず
 増やしても その手遅れ量の関係は何も変わらないですから
 からだの回転に大きな意味を持ちません。
 (手で180度 からだの回転で90度 合計270度 みたいな感じで)
 結局、意図的、意図的でないにかかわらず
 インパクト付近を手でさばいている、
 手を返している、フェースローテーションしているのならば
 右向きにはあまり大きな意味がないので
 無意識のうちに、いつの間にか 右向きの量が減ってきます。

 どの場面においても スイングは
 望ましいアクションも、望んでいないアクションも
 必要なコト以外は数球で淘汰、自然に消えていきます。


 からだの回転がクラブの移動が直結していなくとも
 スピードを上げるために 助走路としての右向き は
 まあ 正確には右向きではなく、テークバックに似たねじり ですが… 
 ▼量が少ない
 ▼腕力が低下する
 ▼握力が低下する
 ▼アドレス・ボールの位置が悪い
 等の幾つかの要素が重なってくると ミスが多発し
 それを 本質 である からだの回転で直接クラブを移動させる
 という修繕ではなく、もっと強く、速く 手を返すとか
 テークバックでのクラブの捻じり方を変えるとか(例えばシャッターフェースとか)
 ダウンスイングでよりインサイド、聞こえはいいですが、より寝かす
 とかで 応急処置をすると より問題は複雑化し、深みにはまっていきます。
  

 手で振りたくない、ヘッドを返したくない、フェースローテーションしたくない、
 人であっても、テークバック~ダウンスイング等で
 グリップよりもヘッドを多く動かしている人は
 好き嫌いに関わらず ヘッドを返さなければいけないので
 ラウンド中、自然と必要性の低い右向きはどんどん浅くなっていきます。
 スイング動作中に修正の効く許容範囲を超えると
 大きなミスが出だし、そこで右向きを増やしても
 単に円弧が大きくなるだけですから 問題は解決しません。
 

意識や素振り、練習等で
右向きの質、からだの回転の質、意味 というのを
掴むことが 本質としてとても大切です。

からだの回転がダイレクトにクラブの移動につながる
コトが 頭でも、体でも理解出来れば
からだの回転 の 部位として どこがからだなのか も
身に付くようになりますし、
フルショット、ハーフショット、コントロールショット
そのスピードコントロールを どこでするのかも
分かってきますから、アプローチも良くなってきます。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする