【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

インサイドから打つには…。

2019年06月20日 22時07分13秒 | ゴルフ
まず 定義として
インサイドから打つとは…  から。

ゴルフスイングで言う インサイドから打つ は
スイング動作進行の時間が基準になります。
アドレスした時のターゲットラインの
内側から入りさえすれば インサイド というものではありません。

それには インサイドから打つメリット というのものを
理解する必要があります。

ひとつは ゴルフクラブ・クラブヘッドの特性として
正しく使えば ボールには左回転が入り易い というのがあります。
左回転の球をうまく使うには
ボールを飛球線よりもやや右目に出しておくのが有効です。
左回転がかかりすぎても 目標から離れにくくなるからです。
そのためには スイングの進行方向を
ボールより自分寄りの内側から入れたいところです。


体の向きによるインサイドでなく
腕さばきによる疑似インサイドでは
軌道はインサイドから入っても
フェースの開き、ロフトの開きになってしまうので
左回転が入りづらく、
右に出す意味を消失する可能性が高くなります。
そこに ローテーションを入れると
今度は ヘッド軌道が安定せず
ボールの出球方向・左右の回転に規則性が生まれなくなります。


次に、スイング動作の進行は
体の向き、胴体の向き、骨盤の向き が基準です。
スイングに 前傾姿勢がありますので
右を向いているうちは 進行方向が低い が入ります。
進行方向が低いですから
ゴルフクラブの重さ、ヘッドの重さ、腕の重さ、体の重さ
 などが利用できます。
それがスピードの多少のスピードの助力にもなるでしょうし、
少なくとも スピードの妨げにはなり難くなります。


右向き~進行方向が低い の時間を失ってしまうと
すべてのモノを横に動かさなくてはならず
重さはすべて負荷、動作スピードの妨げになります。

ボールを飛ばすには 強い力で!という意味ではありませんが、
ボールを叩く必要がありますが、
下に向かっているときであれば 筋力に頼らずとも叩きやすいですが、
その時期を失い、クラブを横に動かす時間帯に叩こうとすると
それは筋力が絶対条件になります。


ボールをインサイドから打つ には
二つの条件を満たす必要があります。

インサイドから打つ のは時間次第ですから
まず 右向きを出来るだけ作り
時間を確保しておく必要があります。


前傾姿勢との絡みですから
骨盤がしっかり右を向いていなくてはイケマセン。

次に ダウンスイングでの グリップの移動ライン
ヘッドの移動ラインが 出来るだけ短距離、短時間で
その時間内で済むようにしておく必要があります。

体を回してから クラブを振る
ヘッドローテーションする時間など 全くありません。

ヘッドローテーションをする ということは既に
インサイドから打つ時間を逸している意味でもあり、
よほど 腕力に自信がない限り その方法は
ボールと飛ばすだけでなく クラブの重さとも戦いになります。

右向きはたくさんあるに越しませんが、
そうであっても ダウンスイングの道のりが長すぎる…
グリップやヘッドが体から離れすぎれば
その時間内で収まりません。
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ヘッドの『重さ』の使い方

2019年06月20日 21時32分13秒 | ゴルフ
重いヘッドが使える方が断然楽です。
  
初めてのお客様も打つ前は
「重い方が振りにくい?!」
と考えがちですが、
ほんの数分打っていれば、その重さには慣れますし
兎も角 体にやさしい です。

比較すると分かりますが、
軽い市販のヘッドのクラブを打つと
嫌な衝撃が感覚として残るような、
ボールの質に関係なく とても硬質な感触です。

インパクトの抜け…と言いますが、
同じ速度で移動していれば 質量の重いモノの方が
慣性力が高いですから、打ち抜く と言う意味では
 とても高性能です。 

重いヘッドのクラブの方が明らかに
クラブに近い 手首や肘 などを痛めにくいですね。


弊社の悶絶クラブは
アイアンで言うと、市販の軽量スチール装着のモノより
100g弱、30%以上増量されています。
(一般的なスチール用5番ヘッド重量240g
 弊社の悶絶5番アイアンのヘッド重量328g)
クラブの形になったモノを持ってみると
シャフトの長さもありますし、シャフトも柔らかいですから
倍以上重くなったような感触があるでしょう。

重いモノの方がやはり慣性モーメントが高いですから
ミスに断然強くなります。
特に上下のズレ、多少のダフリやトップのミスが
中和されてしまいやすいです。
バンカーやラフなどの異物も打たなければならない場合が
とても強いのが特徴。

正直言って、チカラの無い女性が
市販のウエッジのヘッド重量を
軽量スチールで打たなくてはイケナイなんて
なんの拷問だよ…と思いたくなります。
昨今、急激にバンカーが苦手な人が増えているですが、
クラブの問題が殆ど…と確信する次第です。
 

スイングを覚えていくのにも
クラブがどこにあるのか 非常に分かりやすく
ヘッド姿勢、開いているのか、閉じているのか
そう言うのも はっきりと知覚出来ます。
スイング中、どこで重くなり、どこで軽くなるか、
も知覚出来ますから、スイングのテンポ感やリズムも
とても掴みやすくなるので お薦めです。

重さを上手に使うには
ごくごく当たり前ですが
重さは下、重力方向に引っ張られるチカラの単位です。
ですので ゴルフクラブを握っている部分が
重さの付いたヘッドよりも上にある(ヘッドが低い)時は
大きな体の部位、胴体なり、足なりで 動かす方が良いでしょう。
腕を使うチャンス
テークバック時には速度が重要ではありませんから
(・・・急ぐ必要はありませんから) 除外対象ですが、
ダウンスイング~インパクト~フォロー の区間では
ヘッドがグリップよりも高いところに位置している時
それが唯一の機会です。 

そこを逃してしまうと
重さは移動速度に積分(掛け算)で重くなりますし、
重力という下方向だけでなく、
遠心力と言う 立体的に複雑な重さが加算していきます。
ヘッドの方が低くなっている時は
概ね クラブ、そしてヘッドを動かしたい方向とは
大きく異なる方向に重さがかかります。
それでは重いばかりです。
クラブを自分で動かしてボールを打つ コトよりも
クラブを動かすソノモノ にしか余裕がなくなってしまいます。

腕を使うのは ヘッドの方が高い時のみ
その意識はとても大切で、
逆に 高い時であれば
ヘッドの重さも 移動に利用できますし、
クラブの造り出す重さの方向/ベクトルも
動かしていきたい方向ととても似ています。



例え 紙のように感じる市販のヘッドであっても
重さはある訳ですから、その利用の仕方を
無視してしまっては
本来の ボールをどかす、
ボールの質量に負けないための重さ が
単なる運動の負荷になっていまいます。
 
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