表題にも書きましたが、 左右双方 グリップ全体も、
アドレス姿勢も そしてスイング・クラブ扱いそのものも
左手グリップ1個で決まってしまいます。
クラブと人間の関係では
右手グリップの方が上
☞ ヘッドに近い方を握りますが
地面からの高さと言う意味では
左手の方が上で、右手の方が下、
右手の方が遠いところを握ります。
そのズレが、離れは、骨盤ソノモノが微妙に
右に傾くことで済まされる程度にしないと
歪んだ形でアドレスをすることになります。
よく グリップは「握手をするように」と言う言葉で 表されたりしますが、
それは当然 左グリップにおいても同じで、
左手のグリップを拳骨にしてしまうと
右手のグリップが同じ形で入ってくるスペースが
左のげんこつ(親指の部分)によって 塞がれてしまいます。
あたりまえですが 腕は肩から生えていますが、
肩から真っ直ぐグリップに入ってくるライン、
三角形が 歪まないことは重要です。
斜め上から入ってくる筈の㊨グリップが
横から入ってくることになり、 必要以上に
右サイドの低さが必要になってしまいます。
そして、左手が握手する形、 第三関節を曲げず、
手のひらを造ることによって
右手の手のひらと左手の平が相対する合掌の形が 形成できます。
拳骨を造ってしまうと
手のひらそのものが なくなってしまいます。
そして ここで最大の疑問が生まれる筈です。
『そんな握りでは握っていられない!』
そう そこがポイントなんです。
その浅い、頼りない、チカラのは要らない 左手のグリップ
それでは クラブを支えていられない
だから そのグリップが重さを支えきれず 移動し続けて、逃げるのです。
左手のグリップが
クラブの重さ 運動したクラブの重さを支えていられる
と言うコトは スイングのどこかの時点で
左手の移動が止まり、その重さを受け止める と言うコトが条件になります。
そうするためのグリップと言うコトです。
その重さを支えきれない、持っていられないグリップを
造ることが スイング変えていく 非常に高いハードルですが、
一番最短の道でもあります。