【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

パッティングストロークから始まる腰痛

2019年10月27日 20時47分52秒 | ゴルフ

ゴルフのスイングを誤った認識でしてしまうと

 「体の故障」の元になってしまいます。
 

確かに 現在、流通しているゴルフクラブ ユーザーに何をさせたいのか

 よく理解できない 軽く小振りなヘッド、壊れないだけの硬いシャフト では

 そういう振り方や扱い方をしたくなるのは分かります。


軽いヘッド、硬いシャフト、バンスの無いウエッヂ 

これでは バンカー恐怖症養成機器ですし、

 見た目大きいだけの その見た目とは反比例した 軽くて大きいヘッドでは

 パター苦手育成機器です。

とはいうものの やはりプレイする前の認識とか、

概念は ゴルフクラブの扱いを大きく左右しますから 

ちょっとだけでも考えてみて下さい。


4c9a0689        

ゴルフクラブを上手に扱えない人が 

パッティングをすると ほぼ例外なく 

このようにパッティングします。 

ですので 昨今パッティングスタイルは 前傾姿勢が不必要なほど深くなりつつあります。

 プロでもそうです。

まず よく考えてみて下さい 前傾姿勢とは

 股関節 大腿骨(太もも)と骨盤(お尻)の角度です。

 前傾姿勢が深くなることは 特に良くも悪くもなく、

個人差の世界ですが 前傾姿勢 というのは スイングにおいては 

今流行りの用語 プレーン スイング軌道の『基礎』になるものです。


パッティングにおいて 骨盤を動かして打つ 

ということを 薦めている訳ではありませんが、

 逆に 前傾姿勢はしているけれど 結局 両肩甲骨という 

前傾姿勢とは関係ない部位で ストロークするのは奇妙ではありませんか?

 ましてや 肩甲骨を動かすとかなり背骨も捻られます。
90000392_1

背骨には横に回るような関節は一切存在しない訳で 

昔の勉強机に乗っている電気スタンドのように 

背骨はひねられてしまう訳で 自分でイメージしている 

背骨を軸とした軸運動は出来ないのです。 

「軸運動した」気分になるだけです。

その延長線上でアプローチやショットをすれば 

当然 腰回りや背骨、首には負担がかかる訳で それでは危ないです。
スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)

これもパターストロークを略式化して 絵にしたものですが、

 この動作は ギッタンバッコンの典型例で 

ロフト変化の激しさや 軸が必ず右に傾くことの問題は「無視」です。


例えばこの延長線上でアプローチするとすれば テークアウェイでは

 

股関節が稼働して 骨盤(胴体)が回転して

 スナップショット 1 (2013-02-13 14-14)右肩は背中側の後方に下がるのですが、 

この角度から見ると 

前傾姿勢があるので このように見えるだけです。 

体を その体の機能に乗っ取って  

前傾姿勢はあるとは言え 水平に回転させる 

のと 見た目を勘違いし、 体の側帯を交互につぶしギッタンバッコンにする

  のとでは大違いです。 

この絵を見て このスイング(パターストローク)が しゃくり打ち というか 

煽り打ち になってしまう という事が理解できるようになると良いと思います。


天才的な距離感の持ち主を除けば このように 

ヘッドをあおって使い 毎度ロフトがばらつき、

上り間際のトップ気味で ボールを打っている(パッティング)限り 

相当な練習量が必要になり、 

特に前傾姿勢の深い昨今の基礎姿勢(ポスチャア)では 

その練習が体を蝕んでいくのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日のゴルフスイング

2019年10月27日 16時36分41秒 | ゴルフ
本日のゴルフスイング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インパクトは体の正面で

2019年10月27日 16時33分32秒 | ゴルフ

最近のゴルフスイング
トーナメントプロも含めて
ゴルフスイング…というかアドレス/ポスチャアを見ていると
一体全体 どの方向に打とうとしているのか
打ってみないと分からなくなってきています。

アマチュアで 自称上級者 のようなゴルファーでも
右打ちで
マットは12時に向いていて、
自分は1時半にスタンスを取っていて
ボールは10時半~11時に飛び出るような
そんな人を ものすごく多く見かけます。

撮影するアングルを差し引いても
 右/1時を向いて、左/11時に打っていない人を
見つけるのはかなり至難の業、
各練習場に一人いるか、いないか、いないか、いないか、いないか、いないか、
と言うのが現状でしょう。


手打ちのスイングだと
正直、アドレスの向きとはあまり関連性のない方向にボールが出ます。
そうなると アドレスの姿勢の重要性
スタンスの向きの重要性 というのが
だんだん無くなっていくのが気になります。

スタンスの向きのあまり関係ない方にボールを打つ
という習慣は コースでの風景に余計弱くなりますし
ボールの置き位置も不安定になり易いので
ショットの何が良くて、何が悪かったのかの判別が
とっても難解になってしまいます


✌少しセンチメントかもしれませんが、
「立ち姿」 、ゴルフにとってのアドレスというポスチャア(姿勢)というのが美しい
 『こいつ やりそうだな』 というのはとても大切で、
その美しさも ゴルフの魅力の一つでもあると思うのですが。。。
 如何でしょうか



ゴルフクラブの進化は
ドライバーに限らず、アイアンもパターも
すべて 慣性モーメントの増大化 というので
ここ50年以上進んできました。

ドライバーを例にとると
慣性モーメント数値は 30年で倍近くまで増えています。

慣性モーメントは 重さを示す数値と考えてよく、それを打ち抜く強さ とともに
その姿勢や運動を持続しようとする力 でもあります。

よって ヘッドローテーション、ヘッドを返すような打ち方は
現代のゴルフクラブとは相性が悪いですし、
インパクトを からだと言う最大のモーメントを使わず
クラブという最小のモーメントでボールを打つことも
クラブを活かす方法としては芳しくありません。

誰もが 手で打ちたい、手打ちをはいわれたくない、
からだで振りたい、体の回転で打ちたい と思っている
のではないかと思うのですが、
実際にそれが出来ている人は  ゴルファーの1% にも満たない割合で、
体力のある身体能力の高い人ほど出来ていないのが現状ですね。
   …出来ていないというか やらない のでしょうかね

大きな慣性モーメントを使えるスイングの方が
ラウンドを通して、通年を通して、加齢に左右され難く、
コースでの悪天候やラフや傾斜などにも強くなりますし、
からだでクラブを動かせるほうが 少ない労力で飛ばせます。
実際振ってない のですが、振ってないのに飛ぶ に出来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする