まずはご覧ください。
とてもいろいろなことが含まれている動画です。


非常に教科書的な動画ですので 
参考にして頂くと良いですが、
右手でグリップをからだに平行に押す
というのがとても分かり易いと思います。

 そうすることによって からだの回転の方向 も決まりますから
 逆に考えると この動きの途中で クラブを、シャフトを
 縦方向 からだに対し垂直に、 地面方向に振ると 
自動的に振り遅れになるのが理解出来るかと思います。
 ✌それは クラブを寝かして振るのも同じで
 ヘッドの道のりは長くなり、重くなりますから、必然として遅れてしまいます
 また この映像では からだの各所が 急加速することも 
逆に止まるようなこともなく、 ある一定のテンポで全部が動いているのがわかるでしょう。

この形にするには ダウンスイングで
 
からだの回転よりも 遥か先に、 左上腕を動かし始め、ほぼ同時に右腕を伸ばします
IMG_0148_Moment
この時に注意したいのは 
多くの方が 錯覚というか、感覚としてつかみきれないのが 
インパクトまでに右手・右腕は伸ばしたいのですが
 あまりにがんばって 右腕を伸ばそうとすると 右腕が動いているのではなく 
右サイドが動いて 右腕を移動させている
 いきむ 動きになりますから、 慣れるまでは 
単に脱力して右腕を伸ばす と言う感覚でよいと思います。

練習やドリルでは 
①左上腕を動かし 
②ほぼ同時に右腕を脱力風に伸ばし始め 
③その後体の右向きを解く   
→体を回そうとせず、重さに任せて解きます。(…脱力?)

ここで 右サイドが、右半身が右腕を動かしてしまうとスナップショット 2 (2018-04-02 15-14) 
からだが早く開き、上を向いてしまい 
からだの正面 ⇔ ボールと正対 する 姿勢を
一気に失ってしまいます。

 勿論 、腰などへの負担も大きいですから 
スローな動き、アプローチなどで 
左上腕を体の回転、からだの回転の解放よりも先に動かし、 
ほぼ同時期に、脱力して右腕を伸ばす 感覚を練習しましょう。

 からだの向きは 
骨盤の向きは 意識的にはトップの向きの右向きのまま ロック
 全くそれを解放しない位の意識で まずは 左上腕から動かし始めます。

ダウンスイングで左腕が長くなり、重くなることは
スナップショット 3 (2018-04-02 15-14) そのまま 前傾姿勢を失わせてしまいます。 
前傾姿勢を失えば、クラブは下に振らなくてはならなくなるばかりか、
 正面と言う時間も失ってしまうので
 早い段階で 左腕を前傾姿勢の中に収納してしまいたいです。

からだの回転は 右手がクラブを
からだに沿って平行に 横に押すことによって作ると考えるべきです。

グリップが㊧の太ももを通過する辺りで 
クラブや腕の重さが左サイドに掛かりますから 
ここら辺が 右向きをキープしている限界・・・ 
クラブや腕の重さが左に掛かり始めるので 
✊左サイドの低さが長く維持でき
 ✊腕やクラブの重さが左サイドに掛かり始めるので
  体の重さも左にズレ始めます。 これがダウンスイングの体の自然な流れです。
 👉クラブや腕の重さが左に掛かること これが右向きの解け=ダウンスイングです。
  ですので 右向き~正面 までの 右向きの解け というのは 
 無意識な、仕方がない動きであって、積極的な動作ではありません。 
これ以降、からだの回転を解放し、逆にグリップの移動は からだの回転に預けてしまいましょう。

右手のひら の向き と言うのが
 からだの姿勢を決める 
と言ってもよく、スナップショット 1 (2018-03-26 9-46) 
ダウンスイング時、 右手のひらが上を向く
    と言うのは  
イコール 体を上向き、体を開くコトに直結していきます。

✋左手の甲が上向き、右手の平が上向き 
   …にもかかわらず からだは下向き、体は開かない
 の方が不自然です。 その無理は体を傷めてしまいます