ゴルフクラブ、ヘッドの構造上、
【弾道の横回転】 と 【左右の打ち出し方向】
は 非常に親和性の高いモノ ですが、
『別なモノ』です。
大雑把に言ってしまいますが
右に飛び出る / 左に飛び出る
右回転 / 左回転 は
🥎右に飛び出る 右回転
🥎右に飛び出る 左回転
🥎左に飛び出る 右回転
🥎左に飛び出る 左回転
組み合わせとして 2×2 の4種類存在します。
ここが
🔴ヘッドターン、フェースローテーション、手の返し と
🔴からだの向きの変更通りにクラブを動かす
(好きな言葉ではありませんが ボディターン)
の大きな違いになります。
フェースターン 手の返しのスイングでは
上下方向だけでなく、左右方向であっても
一番膨らんだところを境に
それ以前は フェース/ロフト は開いており
ヘッド自身もボールに近づく円弧で進行しています。
そして それ以降は
フェース/ロフトは 閉じ始め、ヘッドもボールから離れていきます。
同じターンという意味合い であっても
からだの回転通りにクラブを動かす(ボディターン)に比べると
円弧の大きさも、小さく
その分 ターンも激しくなります。
からだの回転通りにクラブを動かす
俗に言うボディターンの場合、
スイングの円弧、軌跡のふくらみ
一番外になるトコロ
一番低くなるトコロ
は ボールでは無い場合も多く、
そのヘッドの進行と
フェースの向きに関して は 別なモノ と言って良いでしょう。
いろいろな種類が可能ですが、
そこは弾道のばらつきになる のでは無く、
打ち手の個性の部分です。
からだの向きの変更通り であれば ミスは出ない
とは言えませんが、ターン(円弧も大きく)そのものも緩やかで
フェースの回転はありません、もしくは少ない ので
確率論ですが、ミスの可能性は少なくなります。
🚩ニュードライバーのテスト
をしていて非常に面白いデータが取れるのですが、
ヘッドターンの激しい、フェースローテーションの多い人は
↰ 左回転の球は 左にしか出ません。
↱ 右回転の球は 右にしか出ません。
双方ともに 目標(ターゲット)から離れていく球 です。
右に出て 左回転の球
左に出て 右回転の球 を 打つコトが難しい(出来ない)のです。
✊意図的に打つ必要性はありませんが…
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
✋そして、フェースターン の問題はこの先 です。
からだの向きの変更通り にも
緩やかとはいえ ヘッド?クラブターン はあります。
しかし これには ロフト変化は伴いません。
それは 全く別なモノ です。
一方、フェースターン と呼ばれるモノ は
多くの人は 開いたフェースの向き を閉じるコト
と誤解していますが、
その行為の本当の目的は 『ロフトの閉じ』
⚡ボールをつかまえるコト です。
つまり 開いたロフトを閉じる コト で
フェースの開閉と同様に ロフトの開閉 が行われています。
フェースターンの場合、
ヘッドの開閉、ロフトの開閉 が 激しい為、
インパクトロフトで言えば
10度のドライバーを使って
👉6度でインパクトするコトも有れば
👉14度でインパクトすることも頻繁に起こり得ます。
テストの結果では ものすごく頻繁です。
飛ばすためのドライバー 👉スピン抑制の強いヘッド
とは とても相性が悪いのです。