試したコトの無い人には理解出来ない…
のかも知れませんが、
一般的な市販品パターのヘッド重量は 300g強 、
👉L型改良版ブリストルで 470g
👉ピン型『デール9』で 520g
単純な重さで言うと 1.6~1.7倍あります。
パッティングに限りませんが、
スイングの、ショットの イヤな部分は
アドレスの静から動に移る 動き出しの部分で
特に パッティングの場合、
この1mのパットを入れれば ハーフ50を切る とか、
初の100切り や ベストスコア更新、念願のバーディなど
決して不可能でない「小さな幸せ」が
本当に目の前に待っています。
期待半分、残念半分、精神的に圧が高くなるので
より一層、その動き出しの部分がし難くなります。
常識的に考えると 1.6倍、1.7倍重たいヘッドの方が
動き出しが、「重い」が故にし難く思える。。。のですが、
👉👉👉実際には その真逆で、
重いヘッド使用 の経験がある人ほど
軽いヘッドは 『圧倒的に動き出しが難しい』 のです。
パットだけに限りませんが、
やはり グリップを動かす事が、結果、ヘッドの動きになる
というコトだと思うのですが、
軽いヘッドだと グリップを動かすのが難しいのか、
どうやっても スムースが動き出しが出来ません。
真っ直ぐ引く…コトが正しいとは言えませんが、
グリップを動かす事がヘッドを動かす ではなく
ヘッド単体を動かそうとすると
どうしても 思い描いているラインや方向に
ヘッドが動きません。
外に膨らむように動いてしまったり、
想定以上に フェースが開いてしまったり…
スムースに 違和感なく ヘッドを動かす というコトは
行き着くところ グリップを動かすコト なんだと思います。
その点で ヘッド重量のしっかりしているモノは
ものすごく安心して 動き出し が取れます。
ヘッドが重いので グリップが動かし易い…でしょうか…。
パターイップス…嫌な言葉ですが、
この典型は 実はグリップが動かせないコト、
ヘッドを動かすために ヘッド単体を動かそうとすると
前述のように 変な方向や姿勢になり 違和感があります。
ヘッドを動かすために グリップを動かす というコトを
忘れてしまっている…のでしょう。
ヘッドの重たいものは 絶対と言って良い程、それは起こりません。
それと同じ発想ですが、
例えば、です 一般的な34インチ のパター というコトになると
長さは 90cm弱です。
その長さの棒で 砂に絵や字を書こうとします。
手元を動かさず、先端部分だけを動かそうとすると
あまりに繊細な動きが必要になり、なかなか上手くいきません。
手元 で絵や字を書くつもりで動かすと
スムースに先端が動きますので そのイメージを持ってください。