店主「出来れば…からだの向き通りに、と
言いたいトコロですが、とりあえず
グリップを止めない、グリップの高さを変える、
インパクト前後、インパクト以降
グリップの移動を加速させるような気持で
打ってみて下さい。
練習場で!ですが、レンヂボールは 薄~くですが
右に飛び出し易いので 無理に引っ張り込まず
プッシュ目に打つよう 心がけて下さい。」

店主「慣れや度合いにもよりますが、
3~4度 打ち出し角度が増えれば
キャリーボールも増しますし、
その打ち出し角度になれば アッパー度合いも減るので
スピンも少しですが 増えますね。」
Yさん「ヘッドスピードは変わっていない のに
距離が10~15ヤード違うようになるね。」
店主「そうですね。
推進力、浮力、仰角、を煮詰めれば
その位の距離を増やすことは可能です。」
Yさん「気を付けることはナニかなぁ❓」
店主「徐々に、何か月か、何年か かけて
フェースターンをクラブターンに
ハンドリリースをボディリリースにして行きたいですから
やはり テークアウェイで
ヘッドを返さなくても良い、ように あげる習慣を
心がけた方が良いですね。」
Yさん「テークアウェイなの❓」
店主「そうです。
テークアウェイで 大きく開いて上げてしまえば
そのままでは プッシュスライスになっちゃうので
仕方なく フェースターンが必要になる。
フェースターンをするには カラダや左サイドを止めて
グリップの移動を制限するから
ヘッドが跳ねあがり、スピン不足の失速になっちゃう、
そういう ストーリー です。」
Yさん「飛ばしたい…から
こう カラダをギリギリ―って捻じる願望が
どうしてもあるんだよねー。」
店主「気持ちは分かるんですが、
開いて上げる傾向の強い人は
腕だけで上げる
肩だけ回す、からだを捻じる、
と 年齢を取るとし辛くなるコトばかり で
カラダを廻そうとしても 恐怖心も伴いますし
腰痛など、故障気味の人も少なくない。


テークアウェイって そりゃ 打撃の準備ですけど
からだの向き、クラブの向きを変えるコト で
ゴムのようにカラダを捻じるためのモノ ではありません。
向きを変えるんです。」
Yさん「なんだか 飛ばなそうな気分になるね。」
店主「クラブを腕でターンさせるコトも
からだゴト ターンさせるコトも
クラブをターンさせることに違いはないのですから
飛ばしたいのなら からだの向きを変える速度をあげる、
からだの向きを変える「阻害要素」
速くからだの向きを変える「さまたげ」を
考えた方が 我々の年齢には建設的と思います。」
Yさん「。。。。。。。。」
店主「どの道 今の手の返し、ヘッドターンでは
低い引っかけフックになって 飛ばない のですから
やるしかないですよー。
そういう意味でも ゴルフはメンタルのスポーツ っての
よく分かりますねー。」