店長「コレは ゴルフクラブの企画・販売側に責任がありそうな…
そんな話なんですけれど。。。。🤒」
質問「なんです❓」
店長「よく有りがち…なんですけれど
例えば…ですけれど
ゴルフクラブメーカー ランボルギーニ社(架空) の
カウンタックと言うブランドが有ったとしましょう。
ソコソコ 人気のあるブランド です。
ドライバーには
カウンタック-55 という 55gのシャフトが入っています。
一見すると ですね、
短いクラブになる フェアウェイウッドには
そのドライバーよりも重いシャフトが入っている方が
良さげ😶に思える、見えますよね❓」
質問「そうかも❓」
店長「で フェアウェイウッド用には
カウンタック-65 と言う65gのシャフト、
もっと 短いユーティリティには
カウンタック-75 と言う75gのシャフト
が入っています。」
質問「良いんじゃないですか❓」
店長「イヤ これ ダメですね。
おそらく いずれメーカーは
そういう シャフトの重さを変えるようなモノは
ノーマルラインから外し、オプション扱いするのが
流れ…になると思います。」
質問「何故です🙄」
店長「同じ銘柄、名称のシャフトである限り、
似た造り、似た繊維、似た繊維構成 になるでしょう。
そこで 重さを増やす となると
重量用の『追加繊維』を足すコト になります。
シャフトのトルクと言う 〇〇kg と言う単位の
数値が有ると思いますが、
ものすごく単純に、大雑把に言うと
数値の少ないモノほど 『シャフトが強い』
『シャフトが硬い』というコトを指しています。
トルクはシャフトの捻じれ を指すんですけど
シャフトの捻じれ は シャフトの剛性につながります。
捻じれはシャフトを壊れないようにするための『逃げ』で
数値の少ないモノは
捻じれが少なくても
シャフトが壊れない強さの目安です。
カウンタック-55
カウンタック-65
カウンタック-75 の3本のシャフトは
同じ SRフレックスであっても
シャフトの重量が増えるほど トルク数値が減っている筈です。
つまり 硬くなっている というコトですが
購入される側は ドライバーもSRを買えば
フェアウェイウッドも、ユーティリティもSRフレックスを
買うと思うのですが、
表記はSR なのに
ドライバーのシャフトを基準にすると
フェアウェイウッドのシャフトは S
ユーティリティのシャフトは SX(X)
の硬さになっていると思って間違いありません。」
質問「ええええええええ😧」
店長「ドライバーと違って
フェアウェイウッドやユーティリティは
平らなトコロから打てませんし、
アマチュアでFWを得意とする人は多くありません。
それらの方が シャフトが硬いのですから
決して 使い易い とは言えないのです。
ドライバーシャフト(SR)と同じ感じ・タイミングにしたいのなら
FWの 65gのシャフトは Rフレックス表記✋
UTの 75gのシャフトは A(Rの下~R2)にするのがベターですが、
そう言う風にしようとする人は居ないでしょうし、
店員さんもそう言う構成を薦めるコトもないでしょう。
重量の違う 同じ銘柄のシャフトの『硬さ』には注意が必要なんです。」