多くのアマチュアゴルファーは
まあ 一般的な市販のクラブを持っていると
①軽いヘッド だが
大きなヘッドで アイアンに比べると柔らかいシャフトのドライバー
②同じウッドではあるが、たとえ同じ機種 硬さ表示 であるはずの
フェアウェイウッドは まあ だいたい ドライバーよりはシャフトが硬め
③スチールシャフト装着というだけで ウッドに比べ、ヘッドが軽い上に
小ぶり(重量効果が少ない) シャフト自体も段違いに硬いアイアン
④見た目ばかり大きくて、軽いヘッドが装着され
味も素っ気もないただ棒として装着されているシャフトの 入ったパター
そして『セット』として購入したはずの アイアンは番手ごとに
シャフトの硬さもかなりバラバラ…
それはスチールシャフトだからと言って例外ではありません。
アイアンセットをグラファイトシャフトにしても
ウエッヂだけスチールシャフトなんて
意味不明のことをしているゴルファーも少なくないです。
グラファイトとスチールは
その素材の特性上 装着されるヘッド重量にかなりの差(15~25g)があります。
仮にその重さが20gであったして
ある同じ距離を打つとするならば
20g軽いものを打つの方はよりスピードが必要になります。
アプローチの距離感覚というのは スイングの大きさではなく
動作のスピード感です。
それが番手の一定間隔ではなく ばらついていたり
それが番手の一定間隔ではなく ばらついていたり
突然変わってしまえば そのスピード感覚は狂わされてしまいます。
多くの方は スイングつくりをアイアンでするのですが、
そのアイアンとは毛色、特性、性格の全く異なるドライバー
アイアンを練習すればするほど
ドライバーをうまく打つのとは離れていくことになります。
練習場では数球打って調整できますが コースではそうは行きません。
軽量スチールシャフト(ゴルフ破壊兵器)の装着された 軟鉄鍛造
ヘッド・アイアン…。 硬いシャフト、もともと重量の軽いヘッド、
小振りな重量効果のさらに少ないヘッド
クラブにボールを打撃するエネルギーが少ないですから
クラブにボールを打撃するエネルギーが少ないですから
速いスピード、大きな動作 が必要になります。
極端な比較ではありますが、
もしも 似たような距離が打てるとしたら 遅いスピード、小さな動作
でスイングするのと どちらがミスが多そうですか?
どちらが繰り返しやすそうですか?
ヘッドが軽い、ヘッドが小振りで重量効果が薄い シャフトが硬くて
ヘッドの重さが打ち手に伝わりにくい…。
こうなると スイングそのものが ヘッドを感じようとする、
ヘッドを重く感じる姿勢、位置に持っていきやすくなります。
アマチュアだけでなく多くのプロ、 トッププロも明らかにその傾向にあります。
どのクラブで、どんなスイングでゴルフを楽しむか
は それぞれのゴルファーの選択で
それもゴルフの楽しみの一つ ゴルフと言う遊びの寛容性 ではありますが、
たかがゴルフで体は壊したくないし、 痛い思いも嫌なので
その手はスイングに誘導されてしまうゴルフクラブは 嫌いですし、
あと意外に忘れられがちですが 人間は衰えていきます。
その年齢や訓練などにもよりますが、
5年は微妙でも、10年はかなり変化ありますよね…。
一つのクラブを大切に長く使うことは 決して悪いことではありませんが、
10年や15年前のクラブは その年齢の時に選んだクラブです。
15年経ったとしたら、 15年分シャフトが硬くなっているのと同じです。
(自分が衰えていく…と言う意) だんだんと鉛を張りたくなって来たり
ボールの位置が中寄りになってきたら
クラブを選びなおす時期が来たサインとも言えます。
それの対処方法がボールの置き位置であったり
それの対処方法がボールの置き位置であったり
するのですが ドライバーは左、地面から打つボールは中(人によっては右)
ボールの置き位置が数10㎝も違っていたりします。
地面のボールを中や右に置いて打つ習慣をつけると
同じく地面から打たなければならないフェアウェイウッドは 困るでしょうね~。
よって 多くのゴルファーはフェアウェイウッドを 苦手になってしまい、
昨今流行っているユーティリティが 存在意義を発揮したりする訳です。