市販のクラブ…
ドライバーの平均的なシャフトの硬さ(SR位?)は
だいたい 振動数(シャフトの硬さを表す単位)
250cpm(1分間に250回の振動)
ハミングバードの平均的ドライバーの振動数
150cpm(1分間に150回の振動)
その差は100回ある訳だ。。。
多くのゴルファーは
その250回の振動を基準に
240回(ワンフレックス柔らかいもの)を
『柔らかいシャフト』
260回(ワンフレックス硬いもの)を
『硬いシャフト』 と信じている。
100回分柔らかいシャフトを打ったことが
ある人も少ないから仕方のないことではあるが、
150cpmを基準値としているハミングバードからすると
どれも「硬く」 ほとんど大差がない…よね。
そして 多くのゴルファーは
自分にとって明らかに硬いシャフトを使っている…
それが原因なのか、
『シャフトはしならせて使うもの』 と信じている。
009ゴルフクラブの場合、
このような形状をしている折り
しならせて使う先端のヘッド部は
そのシャフトの延長線上に重量が無く
ヘッドの重量点はずれたところにあるため、
しならせて(曲げて)使う ということは
単純に その長さが短くなるしなり ではなく
捩じれになってしまう。
テークバック時にしならせればより開こうとするし
フォロー時にしならせればより閉じようとしてしまう。
と、同時に
多くのゴルファーは
スイングの体の使い方の根幹
体の回し方、体の向きの変更、その方法を
『胴体をねじること』 と思っている。
そう、ちょうどおへそあたりを基準に
胴体の上側と下側を消しゴムのように捻ろうとしている。
たまに見かける"ゴルフのレッスンらしいもの"では
そのねじれ差、捻転差を強調しているものもある。
・・・体に障害を持つことを強要しているとも言える。
どうも シャフトの動かし方の延長線上 に
その体のねじれ もあるようで
硬いシャフトを使っている人ほど
その動きは多いように感じる。
しならないシャフトをしならして(捩じって)使うか
しなるシャフトをしならさない(捩じらない)で使うか
スイングの原点はここらへんにあるのかも知れない。
シャフトをしならせて使おうとすれば
結果、自分もしなることになる のだろう。
一度でもハミングバードでいうところの
柔らかいシャフトで打撃して
その感触の気持ちよさ を知ってしまうと
硬いシャフトで打つあの無機質感・・・
は耐えにくいものになってしまうし、
概ね「正しく」ゴルフクラブを使おうとするお客様は
今までのスイングや打撃の『痛み』から解放され
体の故障からは無縁なものになっていく…。
硬いシャフトには 本来硬いのだから
より重いヘッドが付くべきな気がするが…
実際には、より軽いヘッドが付いており
なんだか 本末転倒な気がするし、
毎週整体やブロック注射などは
硬いシャフト、軽いヘッドを使っている人の末路
のような気がしてならない。