【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

振動数「二桁」のドライバーの意外な結果

2024年08月23日 17時32分19秒 | ゴルフ

昨日の続き になります

振動数二桁 のドライバー のデータを取ってみました。

ちょっと失敗したなぁ と思ったのは
ヘッドがどれ位垂れるか、
シャフトがどの位しなるか、
重心位置と動きはどうか、
 などを確認する為、目立つように
共栄ゴルフ Vega RAD-04 の赤いヘッドを
使っちゃったんですね。

そんなにハイスピンタイプではなく ミドルスピン
って感じですが、今どきのロースピンタイプと比べると
やはり ちょっと微妙にスピンが多いかな…
 って思いました。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m52s

4人のテスターのデータを見ると
距離とすると ごくごく普通。
シャフトを造る際、何はともあれ 二桁 を
造りたかったので 壊れない、安全重視 にしました。
通常、シャフトには使用しない高級なシート(グラファイト)
も使いましたが 『飛び』に特化している、
と言う感じではありません。


 こんだけ柔らかくて、しなりますから
 最大飛距離が伸びる、飛ぶ、
 一発が出る✊ と予想しますよね。
 そして、その分 ボールはばらつく… と。
 

ところが、結果は驚き、と言うか
チョット予想外で
長尺-46in、重量ヘッド226g
というコトを考えると 飛距離は普通過ぎて
各人の使っている マイドライバー、
自前のドライバーと大体同じ。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m17s

そして 兎も角、安定度が高い✋
弾道、着弾点、方向 どれもが
 非常にまとまります。
意外ですよね🙄


切り返しで大きくたわみます。
ですので その切り返しの感じ、
出来るだけ 大きくたわませないよう、
しなりのギャップを造らないよう振る、
そう使うと 安定するのかな❓

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m56s


振動数二桁 97cpm😊😊😊
場合によっては 普通の人の
3分の一の硬さ、振動数なのに
ものすごく安定する ってのはとっても面白い。

私も含めて 誰も想像してなかったんじゃないですかね🤓🤓

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世界で、ゴルフ史上 一番柔らかいドライバー …たぶん

2024年08月22日 17時12分51秒 | ゴルフ


まずは コチラの動画をご覧ください。

あきひこ先生を含め
3人の男性 50代.70代.40代の方に
あるドライバーを打って貰いました。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m27s

一応、安全のために
『振動数 〇〇〇ですので ソフトに入って下さい。』
とは伝えました。 

まあ 半分ギャグで造ったシャフトで
販売する予定はありませんので ご安心を😊😊

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m52s

どうしても 二桁に突入するモノを作ってみたくて
ギリギリ だったので
長尺 46インチ
ヘッド重量は 226g
スイングウエイト(弊社では死語になってますけれど…) F-6.0 です。

長尺は好きじゃないですが
数字を出す為、無理やりやってみました。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m7s

動画を見ている限り、
このドライバーの数値・振動数を
言い当てられる人はいないんじゃないですかね。

ちょっと柔らかい…けど
ごく普通な感じですよね。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m17s

動画の最後に 3本の硬さの違うモノの比較 をしています。

①ドライバーじゃないですけど
 振動数 250cpm弱の5W
 ...ドライバーですと 240~245cpm相当 ですので
 現在のドライバーの基準ですと
 SR~Sシャフトと言ったトコロ でしょう。
②ハミングバードでは標準的な
 振動数 150cpm弱のドライバー
 ①②を比較すると かなり違いますよね⁈
➂今回の目玉
 振動数二桁 97cpmのドライバー

 今回は 比較するのに 200cpm辺りのモノが
 無かったんですが、
 振動数100cpmはちょっとオーバーですけれど
 硬さにはこんなに幅があるのに
 230cpm と 240cpm を打って選ぶ とか
 打ち比べるとか ちょっと範囲が狭いんじゃない❓
 って思います。
 スイングのタイプや好き嫌いもあるでしょうから
 150cpmを選ばないというのは当然、有り だと思いますが
 150cpmを体験した後の 230cpmは
 全然 味わいが違うんですけどね😊😊

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m56s

 巷では ぶにゃぶにゃ と言われている
 150cpm も 97cpmを体験した後では
 非常にシャープな さわやかな味わい なんですよ🙄🙄

ちょっと面白い実験でした。

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【簡単チューニング】鉛くん とウエッジ とパター

2024年08月21日 20時38分27秒 | ゴルフ

店長「全セットのヘッドに重さを掛ける としたら
 そんなに厳密にする必要はありませんが
 一般的な市販クラブの場合
 ドライバーヘッドは 200g
 サンドウエッジのヘッドは 300g
 悶絶クラブの場合
 ドライバーヘッド 250g
 サンドウエッジは 380g と言った具合に
 短くなるモノほど 重さを増やした方が良いですね。」

質問「なるほど。」

店長「コレも とても 有りがち…なんですけれど
 ドライバーからウエッジまで
 セットとして シャフトの硬さが流れていない…、
 似たような硬さで流れていない場合は
 その 鉛、増量した重さの効果もマチマチ になってしまいます。

✅シャフトの硬いモノほど 多くの重さが必要です。
 そう言う意味合いでは 全部を 『感覚的に
 同じようなヘッド感、ヘッドの効き になるよう
 重さを増量してみて、その量が多いクラブ・番手は
 セットの流れの中では 「硬い」
 少ないモノは 「柔らかい」 のは
  まず間違いないでしょう。

 
 気温の変化、低温化 とは関係なく
 ヘッドを感じたい、ヘッドの重さを増やしたい、
 ヘッドを効かせたい は
 イコール シャフトが硬い と感じている は
 半分、正解だと思います。




 まあ 主に鉛を貼る対称としては
 ドライバーとウエッジ、が多いんだと思いますが、
 ウエッジに関しては より多く貼って良いと思いますよ。

 特に 市販のウエッジの場合、
 あまりに ヘッドが軽いですから
 両面テープで吹っ飛ばない範囲でかなり増量した方が
 使い勝手はかなり良くなる
と思います。

 ウッドやキャビティのアイアンに比べても
 貼る場所も沢山ありますしね😊

IMG_0077


 軽量スチールの場合、ヘッドの重量をあんまり増やすと
 シャフトが耐えらえなくなる可能性が有りますが、
 20g増やしても問題ないと思います。

 バンカーやラフから使う場合、その位増やさないと
 ボールを脱出する力が足りない気がします。」


質問「ヒトによっては ヘッドでは無く
 グリップ側に貼られる方もいらっしゃいますが、
 その効果はどんなものなのでしょう❓」

店長「クラブの単純な…そうですね、スイングウエイトで言いますと
 ①ポイント増やすのに ヘッド側だと2g グリップ側だと4g強 です。
 秤・天秤の支点が14インチ計と言って グリップ側にあるんですね。
 それがそのまま とは言えませんが、
 重さを増やしても グリップ側は鈍感と言えば良いのか、
 少ない重量ではあまり効果がありません。

 昨今のグリップの中には かなり軽量な物も多く、
 手元が落ち着かない、暴れる のような効果を防ぐため、
 重量を増やす場合ですが・・・
 エンドの部分、バットと言いますが、ココに装着するには
 ひと工夫必要になるので、
 グリップの口側(シャフト側・ヘッド側)ですね、
 ここに 5gとか その位の重量を貼らないと
 そのグリップの軽量感は変えられないかと思います。

 細さの問題もありますが、40gより軽いグリップは
 あまり良いことはないでしょうねぇ」


akiya20220615


質問「パターへ鉛を貼っている人も多いですねー。」

店長「パターに貼りたい気持ちは分かりますねぇ。
 徐々に、徐々にですが
 パターヘッドの重いモノも増え始めていますが、
 総体的には パターヘッドの軽いモノが多く
 ヘッドを感じにくい、タッチが出し難い、距離が伸びない、
 という 軽いヘッドを解消したい というのは
 あるとは思うんですが…。

質問「問題があるんですか❓」

店長「一般的なパターヘッドの平均重量は 320~330g位ですね。
 スチールシャフトの硬め…パター用のシャフトですので、
 ヘッドが効いてるって感じにするには 20g、30g増量って
 感じになる、実際、その位 増量している人も沢山いますけど
 パターって 鉛の貼るトコロ 限られるじゃないですか❓」

質問「そうですね。主にソール、になりますか…。」

店長「ですよね。 マレットの異形大型タイプだと
 見た目と違って、中身スカスカみたいな軽さがあって
 それを 鉛で2,30g増量して 補正した としても
 形状が薄く出来ていて、
 元々 重心の低いマレットタイプ のソール部に
 20も30gも鉛貼ると 流石に重心下がります。

 アイアンをティーアップして
 ちょっとミスり気味で 上の方に当たると
 ちゃんと飛ばないで ポッコンと上がるような
 そんな球になったりするんですが…。
 重心の低いパターですと ポンとボールが浮いて
 ラインに乗らず、ボールも伸びない、
 鉛でヘッド重量を増量しても 良し悪し なんですよね。」

mw2021_putter_mallet_odyssey_tttwoball_std-05

質問「あああ だから マレットタイプのパターの
 宣伝にはこのアングルの写真が使われてないんですne🙄」

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【お手軽チューニング】ヘッドの重り/鉛

2024年08月20日 19時21分12秒 | ゴルフ

質問「こんにちは~

 鉛…重さの張り方を教わりに来ました。」

店長「こんにちはー。
 鉛を張る 👉重さを増やす は
 自分で出来る 割に簡単ですが、
 効果のあるチューニングになると思います。」

125788

質問「効果 から教えて貰えますか❓」

店長「はい。
 今あるクラブの状態で
 シャフトを替える訳でもない場合、
 ヘッドの重量をこの場合は加算ですが、
 増えるから と言って シャフトの硬さに変化は起きませんが、
 増やすことによって ヘッドの入ってくるサマ、
 入ってくるタイミングが変わります。

((鉛

 その人、その人のクラブ扱いによって違いがありますし、
 使っているクラブのシャフトの硬さ や ヘッドの重さ
 なども違いますから、どの位の量を増やせば・・・
 は一概には言い切れませんが、
 ヘッドの重量を増やすコトによって
 ヘッドがより小さな弧で
 正確な言い方ではありませんが、より上から入って来易く
 なる場合があります。

 重さが増すので トップが深くなったり、
 インパクトまでの時間が変わったりしますので
 タイミングも 微妙ですが変化します。

 ヘッドがより小さな弧、上から入ってくる コトによって
 スピン不足気味の方 や スライスを減衰させる効果
 も期待できます。」

質問「量はどの位で、どんなトコロに張れば良いですか❓」

店長「現在のゴルフクラブは ヘッドの慣性モーメントが高いので
 5g程度の重さをどこかに加えても
 ヘッドの重心位置などに影響はありません。

 ヒール側に貼るとドローになるとか、
 トゥ側に貼るとフェードになるとか、
 重量移動機能の付いたヘッドに そういう印があったりしますが、
 ミスリードを生みますよね。

 同じ重さであっても シャフトからの距離、位置によって
 その効果の度合いが変化する、
 それによって スライスが少なくなったり・・・
 そういうコトになるのだと思います。


 鉛は主に両面テープで固定しますが、
 冬は張り付き難いですし、
 あまりに重い量、多い量ですと 鉛そのものが飛んでしまうので
 出来るだけ最小限、
 それを シャフトから出来るだけ離れたトコロに張るのが 〇 です。

 貼る際は理想的には脱脂、
 マニキュアの除光液とか、ランプ用の白ガソリン とかで油分を取り除いて、
 この季節、屋外で張る場合は 少し温めた状態にしておいた方が
 付きは良いと思います。」

質問「ヒール側に 5g貼るのではなく、
 トゥ側に2g貼るのが良いと❓」

店長「はい。
 剥がれたら意味が無いですし、ラウンド中に取れてしまったら
 厳密にはルール違反になりますので
 両面テープで耐えられる範囲の量、というコトになるでしょう。

 前述の通り、重さとして ヘッドの重心や特性を変えるのではなく
 負荷として シャフトの動きやタイミングを変えるのが
 主の目的ですので 少ない量で効果が大きな張り方 が有効です。

 重さの 実質的な効果重量 は
 重さ × シャフトとの距離
 と考えて良いと思います。]

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ゴルフクラブ◇鉛(おもり)の貼り方

2024年08月19日 18時41分23秒 | ゴルフ


【ウッドとアイアン】鉛の貼り方、貼る位置を教えてください

重さを感じたい為です

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アイアンであれば バックフェイス、キャビティ部分、
ウッド系であれば ソールの剝がれにくいトコロで
鉛を貼る場所は限られています。

重さを感じたい…というコトであれば剥がれにくい場所で
 シャフトよりも離れたトゥ側 というコトになると思います。
 トゥ側に貼れば 少ない量で行けます。
 重さの効果は 重さ×シャフトまでの距離 になります。

現在のゴルフクラブは
ドライバー で 5000g/㎝2
 ウッド系 で 3500
キャビティアイアンであれば 3000弱
マッスルバックアイアンアで 2000

ほどの慣性モーメントがあり、
 5g程度の重り(鉛)であれば、
マッスルバックのアイアンには微妙に可能性が残りますが、
基本的には 重心の位置が動くことはなく、
貼る位置 👉シャフトからの距離による重さの効果の変化 です。


厳密に言うと 市販品のヘッドであれば
ドライバーで 190g
5番アイアンで 240g
ウエッジで  290g ですので
ドライバーからウエッジまで同じ重さ
例えば 2g では ウエッジに行くに従い
効果は薄くなりますので
ウエッジに行くに従い 徐々に増やしていく
良いと思います。
また 一般的(市販品を使用の場合)には
ドライバーの硬さは 240cpm
アイアンは 290cpm と
気付いていない方が多いですが、
アイアンの方が 3~4フレックス硬いシャフト
というコトになりますので
ドライバーの 倍 👉アイアンには貼っても良いかも、です。
弊社の悶絶であれば 同じ流れですので
 ウエッジに向け 少し増やす程度で大丈夫です。


IMG_0610



ヘッドの重さの増し加減 は
シャフトの使い方 にもよるのですが、
重くなれば 一概に、インパクトが遅くなる、とは限らず
そのバタフライ効果は インパクトタイミングだけでなく
 ヘッド姿勢、進入の角度、インパクトポイント

などを 同時に変化させますので
練習場などで 楽しみながら 試して頂く必要があると思います。

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L型ブリストルパターに関する問い合わせ

2024年08月19日 12時45分18秒 | ゴルフクラブ

 が ありましたので、私(店主)の書きました
返答を記載致します。

限定版記事⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1723288.html
オリジナル版L型ブリストルパター⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1658107.html

改良版ブリストルパター G2
L型ブリストルパターG2 : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)


御手紙有難うございます

お返事遅くなり、申し訳ありません。

弊社のL型ブリストルパター 及びニューモデルのG2 ですね。

自身で書いてしまいますと、手前味噌のオンパレードに

なってしまいますが。。。

軟鉄で仕上げました こちらのパター G2

ヘッド重量は 550gあります。

従来のピンタイプの重いモノが330g位

L型などシンプルな構造のものですと 300g程度です。

それを 違和感のない形で 増量するための比重の重い異物などを

一切使わず 仕上げるには 相当な工夫が必要です。



最終的に 軟鉄を使いまして
(実は開発当初は 925銀 スターリングシルバーで
 造る予定だったのですが 予算が合いませんで)

粗い鍛造一回の後、二種類の旋盤(俗にいうNC加工)で

、一体成型 削り出しで造りました。

この形状、大きさですから 何かモデルになるような

サンプルは一切なく、形の参考として

ジョージローのスポーツマン、ブリストル などを

使いましたが、ほとんど一からデザインをしたのと同じでしょうか。。。



シンプルな形状ですので、一切ごまかしが効かず

大きさを感じさせない と言うコトと共に

テークバックの引きやすい、動かす方向のガイドが

イメージできるようなデザインに仕上げました。

 

また 従来のパターよりもロフトを多め

バンス角度も強めに設定して、

自然にロフトの立った状態(微妙なハンドファースト?)に

なるようにも仕上げました。

 

テークバックの取りやすい と言うデザインと

フェース面がストレート というのは かなり難しく

遊びの無い形状の中で、かなり自分の過去の知恵や経験を

盛り込んだと思っています。

 

L型のパターは右に押し出しやすいイメージ
を醸し出しやすいので
実際はオフセットは無いのですが

重心を高くするという構造を含め、
ネックを違和感のないところまで

長く、太くして グースネックに錯覚する 形状にも

苦労したところです。

 

100g弱の このパター専用のグラファイトを

お使いになることをお薦め致しますが

このシャフトですと 従来のパターシャフトに比べ

手元を緩めて、逆に先端を締めてありますので

手元の暴れにパターヘッドが反応しにくく

より安定した、落ち着いたストロークが出るかと思います。

 

よく雑誌等で書いてあります パターストロークで

無理にオーバースピンを生む と言うコトには自分は賛成できません。

本来、きれいなストロークは ボーリングのボールと同じく

打ち始め~転がり始め はある程度スキッドする区間があり、

推進力が薄れてくると、今度は回転で前に進む

と言うコトを実践するためのパターです。

ボールが低速で、等速で、ゆっくり遠くに転がる と言うコトを

実践するためのパターにしてありますので

このパター以外で打つボールとは 明らかに転がり様が異なります。

 

是非 ご検討ください    野澤

 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10

  ハミングバードスポルテ  046-804-1480

  hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

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柔らかいシャフトの麻薬性

2024年08月18日 22時14分54秒 | ゴルフ

ヘッドの重さもそうですけれど
シャフトの柔らかさで言うと
おそらく 世界で一番柔らかいシャフトを
使っている、作っているのがハミングバードでしょう。

ハミングバードのシャフトは手元が大きく動くシャフトなので
ものすごく手元が押され易くなっています。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m52s

今では 絶滅種となりつつありますが、
トップの位置って
ヘッドの方が高いじゃないですか
その位置関係(上下)だと
クラブの重さ、クラブヘッドの重さが
グリップにかかって グリップが動かしやすい。

だって ゴルフクラブって
グリップが移動しなければ動きませんもの。
グリップが素早くインパクト地域に行けば
それだけ速くヘッドもインパクトを迎えます。

それを誘導、誘発しやすく作ってます。

ですので それを知ってしまった人には
より柔らかい方が楽ですよね。

2023-06-01_15-15-06 - frame at 0m3s


自分でグリップを意識的に動かさなくても
シャフトが、ヘッドの重さが押してくれれば
より簡単ですし、より素早い。
柔らかいほど トップからインパクトまでの時間が
短縮できる感じです。


シャフトが柔らかいと
クラブの位置や姿勢、ヘッドの姿勢軟化も
把握しやすいですし
スイング中に感じる重さも
スイングの修正や改善にもいいです。
ハッキリとダメ出しも来ますけど
うんでも無い、スンでも無い よりずっといいでしょ。
クラブはスイングの先生です。

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それとずっと感じていますし、
実際にその例と多く見てきましたが、
アマチュアの多くは フェアウェイウッドを苦手としています。

その原因はシャフトの硬さなんです。

多くの人はドライバーよりも数段硬いFWを使っています。
特に ドライバーと違う機種を意図的に選んだ場合
まず そういう硬さ関係になり易いです。

硬いシャフトっていうのは
振らないと飛びませんから 振り回します。

クラブって言うのは その重量構成(配分)上
重いものが長いモノの先端にありますので
下に振れば、その分体は上に向くので
硬いシャフトはボールを中に入れないと、
右に置かないと届かなくなっちゃうんですね。
スイング中 どんどん左足上がりに『自分だけ』
なってちゃうんですから 左足かかとあたりに
ボールを置いたら遠くて届きません。
アイアンならその位置でもなんとかなりますが
シャフトの長い、ロフトの立ったFWは
中においては打てないです。

だから ユーティリティに流れるんです。


そこで シャフトを柔らかくすると
劇的にFWが打てるようになります。

自分もそう言う年齢になって来ましたが、
ある年齢に来ると ボールを上げ、勝つ距離を出すのが
大変になって来ます。
そう言う意味ではFWと仲良く付き合っておいた方が
年齢が行ってからのゴルフは簡単になります。

〇ゴルフ史上一番柔らかいドライバー…たぶん - frame at 0m17s

柔らかいシャフトの麻薬性ってすごいです。
ショットってこんなに労力使わない出来るのかー って
言うのと もひとつ柔らかいシャフトの特権があって
それは スイングのタイミング
ダウンスイングのタイミングをクラブから教われることです。
これって 誰からも教われないでしょ。
ヘッドの重さも当然ありますけど
それはものすごく大きいですよー

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ドライバーのリシャフトなお話し

2024年08月17日 15時07分58秒 | ゴルフ

店長「勿論、ドライバーのシャフトだけでなく
 アイアンも含め クラブ全般なんですが、
 シャフト選び、シャフト探し とは
 シャフトの銘柄でなく、シャフトの『硬さ』を選ぶコトです。」

質問「特性として 素晴らしい と謳っていたとしても
  硬ければ ただの『高額な』棒というコト、ですね。」

店長「その通りです。
 ネット社会になって、より踊らされガチ なのですが、
 シャフトの評判 なんて言うのは 他人の話し で
 自分とは関係ない と思った方が正解です。

Desktop 2023.01.13 - 12.48.08.01 - frame at 0m7s

 総じて ゴルフクラブやシャフトなどの 総評・評価・論評
 は ハード系なパワフルな人達がネット上に載せガチ、書きガチ で
 コレも良く記憶の棚に入れて置いた方が良いですが、
 ゴルファー全般で
 ヘッドスピードが 45㎳を超えるような人は 非常に稀、
  1割居るか、居ないか……居ないと見て良いでしょう。

 その人たちの 評価 は
 平均ヘッドスピード 38~39㎳の私たちには
 全く役に立たず、
 少し言葉悪く言えば 害悪にさえ なります。
 

 男性プロですと 50msを越えてくるヘッドスピード です。
 ちょっと大げさな例えになるんですけど
 その人たちの選ぶモノ、使うモノって
 車で言うと フォーミュラ―カー みたいなモノで
 その使っているタイヤやサスペンションを
 私たちが日常で使っている車に装着しても良いことは無いでしょう。
 それととても似ています。

R (1)

 ですので 他人の評判なんて、あくまでも評判、
 クチコミ好き なのは分からないでは無いんですが、
 自分で『実際に打ってみない』と リシャフトなんて
 あまり意味を成さない です。」

質問「有りがちですよね、このシャフトは良い「らしい
 からって 打ちもせず リシャフトする… って。」

店長「はい。多いと思います。

 また シャフトを試してみる にしても、
 ドライバーであるのなら そのドライバーを使う環境、
 交互に打つ、ウッドやユーティリティ、アイアンなどとの
 互換性というか、相性比べもちゃんとやるべき だと思います。

 試打会なんかもそうかと思うんですが、
 そのドライバーを打ち続けていれば
 そのシャフトとか、硬さとかのタイミングとか、
 コツとかを 人間は適応していくモノ ですけれど、
 それと 全然、タイミングの異なる、硬さの違う、
 別なクラブ、アイアンとかを 交互交互に打って
 特に問題がないか、確認する作業は
 リシャフトした後で、なんだか 試打会の時とは
 感じが違うなぁ と後悔するより マシ だと思います。」

質問「うわー やりそうですね。」

店長「まあ ゴルフ用品業界にとっては 
 他人の評判で 合わない可能性の高いシャフトに
 予算を割いて頂ける有難いお客様 なんですが、
 シャフトの硬さ は 上手く行かなかった、曲がる、飛ばない
 などの 目の前の問題が起きるだけでなく、
 硬いシャフトを無理やり使おうとしてしまうクラブさばき や
 それに伴う 肘や手首、腰などの痛み・故障の主原因になり得るので
 適切に、そして事前に手間をかけて選定しないと
 その代金以上の損失をする事になり得ます。


 シャフトの硬さ は ヘッドスピードの数値 よりも
 その人の クラブの振り方、シャフトの使い方 に
 非常に依存、影響を受けますので
 Sとか、Rとか、時には Lとか、その硬さ表記に囚われず、
 こだわらず 打ってみた方が良いと思います。

中村2022612_Moment

 例えば…ですが、
 最終的に 高い振動数数値 ...例えば振動数240cpm の
 硬いシャフトを選ぶことになった、としても
 その周辺だけでなく 振動数200cpmとか、180cpm などの
 かなり離れた数値のモノを打った上での
 比較 と言うモノを強くお勧めします✋」

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令和のドライバーのリシャフトのお話し

2024年08月16日 22時22分19秒 | ゴルフ

質問「ドライバー、ウッド系の殆どメーカー、機種が
 ネックの調整できる いわゆる『カチャカチャ』タイプに
 なって来ていますね。」 

EZ055


店長「それはそれで 上手に使いこなせば
 面白いオモチャではあるのですが、
 それと並行して 中古クラブ市場のかなり盛り上がっているので
 結構、滅茶苦茶なコトが横行していますね。」

質問「どんな ですか❓」

店長「ネックの調整出来るものは
 シャフトの先端に スリーブという金具が付き、
 ヘッドに差し込む角度や回転を変えて
 そのスリーブを差し入れ、固定するんですね。

 ですので 同じ機種のウッド、ドライバーじゃない ウッド、
 それらのスリーブ(差し込み部分)が共有なモノがあって
 3番ウッドのシャフトでも 5番ウッドのものでも
 スリーブ付きであれば
 ドライバーに差し込むことが可能です。」

質問「えええ それ短くないですか❓」

店長「はい。今では ドライバーの平均的な長さは 46インチ
 3番ウッドだと 43インチ強ですので 3インチ短くなります。」

質問「それで 使えるんです❓」

2021-03-19_16-46-28_Moment


店長「ボールは打てます
 でも まず 3インチの分のヘッド重量は軽くなります。
 重さにすると 20~25gです。
 スイングウエイト表記ですと D-1のモノが B台になる可能性も…。」

質問「大丈夫なんです❓」

店長「強烈に軽くなりますから
 振り回す人には 負荷が少なく振り易く感じるかも知れません。
 が しばらく使うと 色々弊害は出るでしょうね。」

質問「ですよね。」

店長「まず 衝撃がデカくなります。
 重さって 衝撃を喰う と言うか
 動き始めると 重いモノほどモーメントが強くなるので
 ボールに当たった時の減速が少なくなりますが、
 軽くすると ボールに当たった時に減速が激しく、
 それは 場合によっては 痛みになる可能性も。。。

 また ロフト的に 10度として、
 それを 43インチで使うとなると
 入射角度が発生してしまうので 打ち出しが取れません。
 ボールの高さを確保するには 軌道を変えなくてはなりません。

 ま このケースは殆ど 途中で辞めるんじゃないですかね。


 スリーブが付くタイプのモノ、その中古 であると
 クラブとして売られていても ヘッドだけ、シャフトだけ、
 を目的として購入される方も多いと思います。

 それはそれで 面白い楽しみ方 だと思いますが、
 失敗するケースも多いと思いますね。」

質問「ありそう・・・。」

店長「重心距離とか慣性モーメントとか 無視して
 ヘッドを機種名だけ、ブランド名だけ で 追いかけると
 失敗する率は高いと思います。

 スリーブを利用して 簡単にシャフトを替える、
 そもそも シャフトを替えるコトに積極的なゴルファーは
 総じて 硬いシャフトを好みます。
 人気があるから、と言って 重心距離の長いモノや
 慣性モーメントの数値の大きなモノ は
 あまり硬いシャフトとの相性が良くありません。
 ソコに 硬いシャフトを挿しても あまり良い結果は出難い
 と思いますし、
 現代のヘッドは どれも かなりロースピン、
 スピン抑制の強いタイプが多いですから
 重心距離の短いモノやモーメントの低いモノも
 硬すぎるシャフトでは ボールが浮かない とか、
 浮力が持続できないになり易いので 注意が必要です。


 あっちに付いてるシャフトをこっちに挿して とか
 そういうご依頼がものすごく増えてますねー。

 2本のシャフトの硬さが 全然違う、
 良い感じなのは 柔らかい方なのに、
 知名度、人気を優先して
 あまり上手く行っていない硬い方を採用
 なんて言うのは ホント、日常茶飯事の作業です。

 ✋✋一応、アドバイスはしますけどね…。」

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PIN型『デール9』 特徴1.2.3.

2024年08月16日 12時21分41秒 | ゴルフ
〇ライ角度を 71度から 70.5度  0.5度フラットに
〇スタンダード仕上げ を クロムサテン(銀)
  従来のアイアンなどのサテンよりも目の細かいサテン仕上げで
  今までよりも ちょっと 青白っぽい感じです。
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◉Wニッケル(シャンパンゴールド)
 テフロンブラック(墨黒)
 カッパー(ピンク)
 ダークカッパー(チョコレート)は オプションになります。
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ロフト角度 3度
ライ角度  71度⇒ 70.5度
重心角度  75度
ヘッド重量 515~525g
材質  軟鉄鍛造S15C
仕上げ 鍛造後 NC
🔴純国産ヘッドです

ピン型『デール9』 新仕上げ追加
IMG_0134
左から カッパー(ピンク)・ダークカッパー(チョコレート)・オイルブラック
IMG_0130
IMG_0136

◉カッパー(ピンク)
 使い込んでくると 黒っぽく
 くすんでくると思います

◉ダークカッパー(チョコレート)
 非常に渋い柄です。
 双方とも 銅メッキ系ですので
 ダークカッパーは使ってくると
 角、エッジがピンクになってくると
 思われます。





①桁違いの慣性モーメント

IMG_1364

ドライバーやアイアンのヘッドなどの
比較や指標となる言葉で 「慣性モーメント」と言う言葉
がありますが、これは何か と言うと
基本的には 「重さ」 を表します。
 軽自動車とダンプカー
 小石と月では その「慣性モーメント」が異なり
慣性モーメントの大きな ダンプカーや月 は
外的な圧力/影響を受けた時、
慣性モーメントの小さな 軽自動車や小石 よりも
変化が少なくなります。
それを数値で表すと 3000とか4000g/㎝ になります。

ゴルフクラブで言うと 慣性モーメントの大きなモノは
 姿勢、だけでなく
 運動そのものも持続しようとするチカラ が強く

ちょっと 不謹慎ですが、
 同じ速度 時速50キロで
 止まっている軽自動車にダンプがぶつかるのと
 止まっているダンプに軽自動車がぶつかるのでは
様子が異なるのは 想像が難しくないと思います。

IMG_1359
また、同じヘッドの重量であっても
ドライバー、ウッドなど 立体的に大型になれば
重量が重心点から離れているので 慣性モーメントは大きくなります。
キャビティのアイアンも同じ発想です。
 独楽(こま)で言うと
軸に対し、重量が外側にあればあるほど
回転の持続性が高くなる、そういう発想です。


一般的なの パターヘッド重量は 310~320g(34インチ)
     👉L型ブリストル で 470g (1.6倍)
     👉ピン型デール9 で 520g (1.7倍) です。 

 慣性モーメントもそれに相応するモノと考えられます。

パターには 慣性モーメントのルール制限はありませんが、
もし 設定されれば まず アウト でしょう。


昨今、少しづつ…ではありますが、市販品のパターヘッドも
重くなる傾向が強くなっています。
異形の大型マレットは 慣性モーメントを上げるのが目的です。

ヘッドが重くなれば ヘッドスピードが緩め であっても
同じ距離が打ち易くなり、小さなストローク、
遅めのストロークで済みますから 方向だけでなく
距離も安定し易くなります

➁ロフトの立ち を生み出す 高重心

一般的なパターの重心は 13mm です。
ブリストル、デール9共に 17mm あります。

シャフトの柔らかいコトもありますが、
それによって 自然なハンドファーストを作り出し(促し)ますので
立ったロフトでインパクトがし易くなります。

ヘッド重量もありますが、
パッティングでボールが潰せるインパクトが可能です。
 その音も独特かな…。

IMG_1365


ボールの滑り出しも良く、傾斜や芝目の影響も少ないので
よりストレートなラインで狙うことが可能になります。

ヘッド重量が強烈に重いので
 速いグリーンや下りのラインに不安を抱く方も居るかと思いますが
 実際には その逆で(言葉では伝わりませんが…)
 速いグリーンや下りで怖いのは スピード感 です。
 ゆっくり、ゆったり転がっても ちゃんと届く
  その強みは 使ってみないと 分からないですよね~。


➂非常にソフトな独特の打感、転がり と 独特の音

 ヘッド重量の重さ(慣性モーメントの高さ) と
 シャフトの柔らかさ、重心の高さ によって
 緩めに打っても ゆったり転がって 届く、
 転がる というより 滑るに近いかも知れません、
 そういうパターです。

 打撃方法が変わってくる のもありますが、
 弾く感じでは打たなくなるでしょう。
 押すまで行かない感じ、ソッと押す感じ に近いです。
 ボールとの慣性モーメント(質量)の違いもありますが、
 軟鉄の中でも よりソフトなS15Cの
 厚みのあるフェースの打感は非常にソフトに感じるでしょう。

 また、長いネックがかなり打撃の衝撃を吸収するので
 よりソフト感は強まるコトでしょう。

IMG_1369

 長め距離のパットになると
 通常のパターでは体感することのできない
 ボールのつぶれ を感じることが可能です。
 その打音は独特✋
 使えば 使うほど 楽しめるパター です。 

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