ピアノ講師をしている知人が、自身の教室の発表会後にこんな話をしていました。「今日の演奏、自分で採点して70点あれば上出来です。本番は練習の半分も上手く出来ません。残念ながら失敗して、悔しい思いをした人もいますね。でも、本番で失敗したからといって、今までの練習が消えてしまう訳ではありません。皆さんが練習したことは、消えずに、必ず皆さんの中に残っています。」
今、この教室に通う多くの皆さんは、授業の前後に、9月に行われるスピーチコンテストに向けての練習を一生懸命していることでしょう。長い文章を覚えるのは大変だけど、人前で発表するのは緊張するけど、恥ずかしいけど、それでもコンテストに出ると決めて、練習している。すごいことですね その頑張りは、皆さんの中に残って、確実に英語力アップします
また、教室大会までの練習は、クラスの皆で練習します。自分一人ではない、クラスの皆も頑張っているから、一緒に頑張る―「あの子上手だな、私も頑張ろう。」「大丈夫、きっと出来るから。」そんな風に競い合って、励まし合って、助け合って一緒に上達出来るのが、教室大会に向けての練習の素晴らしいところです。
…先生達も、皆さんの指導に、事前準備に、忙しく、大変ですが、頑張っていますそして忘れてならないのが、おうちの方のご尽力です。送迎時間の変更、練習のフォロー、コンテスト当日のドキドキハラハラ、本当に感謝です。
「スピーチコンテストに出てよかった/出してよかった」と皆が思えるような、コンテストにしたいですね
(浅野人映)