去る10月5日、ノーベル生理学、医学賞に、抗寄生虫薬の発見が評価され、大村智(さとし)氏が選ばれました。受賞後のインタビューを、NHK world newsの英語放送で聴きましたが、印象深かった所を、以下に紹介します。
“I always think of doing something for people…all the time.This might have brought me to the prize.”
地道な日々の研究を持続する彼のよりどころは、いつもどんな時も、人々のために何かをしたいという志(こころざし)だったのですね。この賞は、アイルランドと中国の研修者との共同受賞です。科学の分野のノーベル賞は、国を超えて一緒に研究する人々に授与されることがよくあります。
今、英語を含め、様々な勉強をしている若い方達の中に、第二、第三の大村先生のような方が生まれるといいなと思いました。
(大脇葉子)