英検の合否を決めるCSEスコアについて、英検協会の情報を参考にまとめてみます。
技能ごとにスコアを均等に配分
CSEスコアは、1次試験の場合、従来の筆記・リスニング・ライティング(3級以上)の3分野または2分野(5&4級)[技能ごと]の問題数は異なっていても、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分されています。したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。但し、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。
各級の技能別の満点スコアは、以下のようです。
1級:850点(3分野合計2550点)
準1級:750点(3分野合計2250点)
2級:650点(3分野合計1950点)
準2級:600点(3分野合計1800点)
3級:550点(3分野合計1650点)
4級:500点(2分野合計1000点)
5級:425点(2分野合計850点)
注意
同じ正答数であっても回次により、CSEスコアは異なります。
正答率の目安は、2級以下の場合、6割程度です。
確かな情報によると、ライティングテストが0点だったら、従来の筆記とリスニングが出来ていても、合格することが出来ないとのことです。
LL日進駅前教室・水野より
従来の筆記の部分は、4級以上の場合、問題数はリスニングよりも多いですが、CSEスコアに換算すると、筆記が満点でも全体の3分の1となります。
そこで、教室に通っている皆さんはリスニングが強いので、その部分はさらに伸ばしましょう!それと共に、「発信力」を高めて、ライティングも強くしておきましょう
弱点補強も必要ですが、強いところをさらに伸ばしていくことは、絶対に忘れてはいけませんそうすれば、従来の筆記の部分も徐々に伸びて行きます。
そして、単に合格すれば良いというのではなく、合格しても2回・3回と同じ級を受験して、いずれは各分野共に90%以上は出来るように努力を続けましょうそうすれば、自然と上の級に合格する力が付いて行きます。
補足
注意点として、上記のように、極端にバランスが悪いと合格基準に達することが出来ないということを再度付け加えておきます。
(水野克哉)
<追伸>
英検についての関連事項は以下のクリック
「弱点補強」vs.「良い点を伸ばす」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/81e19a34fbea382760a84de9f4acfef6
「合格しても何度も同じ級の英検にチャレンジ!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/f39b5753170e67550ee3beca3cdc4c67