はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

2重奏・・・吸い付くように合わせるということ

2015-06-21 16:59:24 | マンドリン
個人レッスンを受け始めて、そろそろ3年になる。
最初は、先生の隣で、マンツーマンで指導を受けるというだけでも、じっとり汗をかいてしまうほどの
緊張ぶりだった私も、すっかり慣れ(慣れすぎは、よくないのだろうけど(^^ゞ)、
きつ~い指摘、突っ込みにも、それなりに対応できるようになってきた…ような気がする。
(まだまだ…かな?^^;)

それが、、最近のレッスンは、今までの中で、一番楽しい、、いや、楽しいというとちょっと違うか(^^ゞ
一番充実感があるのだ(^-^)
理由は、はっきりしている。

10月の演奏会で、2重奏を2曲弾くことになっているのだけれど、今は、まだ、個別に先生の指導を受け、
先生と2重奏してもらいつつ、指導を受けている段階なので、必然的に、先生と2重奏を弾く機会がある(^-^)

もちろん、先生は、弾きながらも、
「ひっぱりすぎ」「打点が早い」「アクセントつけない」「ブレス!」「音早く切りすぎ」「ピアノ!もっと小さく」
などなど、絶え間なく指示が飛んでくるので、息をつく暇もない感じではあるのだけれど、
一緒に弾けるということは、ただそれだけで、とても嬉しいことで、こんなことなら、いつも2重奏の
レッスンを受けたい(*^-^*)なぁんて思うほどだ(^^ゞ

たいていの指摘は、どうすればいいのか、、、どういう注意をしつつ弾けばいいのかが、
わかっているので、あとは、いかに、細部に注意しつつ弾くかというところになるのだけれど、
1つ、、どうすればいいのかが、わからないことがある。

先生は、弾きながら、テンポを揺らして弾かれるけれど、
「吸い付くように、ぴったり合わせないとダメ」と、何度も言われ、、、呼吸を感じつつ弾く努力は
しているけれど、なかなかに、ぴったり合うことなどなく、
「私が前へ行こうとしてるところで、ひっぱらないで」「せっかくテヌートかけてるのに、勝手に先に行かないで」と
言われることしきり^^;

合奏の場合は、楽譜と指揮を見つつ演奏するけれど、
2重奏の場合は、、、?相手の動きを、、見て合わせなくちゃいけないということになるのかな?

…まだ、そのあたりが、よくわかってなくて、、、身体の揺れを目の端で感じつつ、合わせるから、
私にしてみれば、合ってるんじゃないかと思っていても、先生にとっては、ピックが弦にあたる瞬間までも
ぴったり合わないと、「ずれた!」と、、なるのだ。

もちろん、そうあるべきなのだろうけれど、そんなの、ピックの動きを見ながら、合わせないと無理~
と思ってしまうし、ポイントポイントでは、見るけれど、音ごとに見るなんて技は、私にはできそうもないし、
どうすれば、『吸い付くように』合わせることができるようになるんだろう~?

ってのが、目下の悩み(~~;
これは、わかんないようなら、ちゃんと質問しなくちゃいけませんね^^;
今は、指摘を受けながら、弾くのにいっぱいいっぱいなので^^;;

次は、ぶちぶち切れずに、1曲通して、合わせてもらえるくらいには、練習していけるといいなぁ(^-^)と思っている♪

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本「ビューティフルネーム」

2015-06-21 11:51:43 | 本・映画・ドラマ
鷺沢萠(さぎさわめぐむ)さんの本「ビューティフルネーム」を読みました。
感想など、綴ってみたいと思います。


鷺沢さん、お名前は、うっすら記憶にありましたが、今まで、本を読んだことはありませんでした。
半年くらい前から、ネットゲームで知り合った人と、時々、読んだ本の感想などを、お話するように
なり、結構、好きな本の傾向が似ている気がしていたその方が、「昔、好きで、よく読んでた~」と
言われていたので、読んでみることにしたのでした。

さらに、読んでみたいと強く思ったのは、鷺沢さんご自身は、2004年に、35才で自殺されているということ。
そして、この本は、最後に執筆中だった本、、3つの物語のうち1つは、未完のまま収録されているということで、
まず、、この本を読んでみたかったのでした。それともう1つ、パソコンから見つかったという未完の遺稿を含む絶筆
も併録されていました。

在日韓国人2世や3世の主人公が、本名である韓国の名前では、生きにくい世だった頃、通名として、日本名を
日常生活では使用していた。国籍は韓国。でも、韓国語は話せない。
日本人にも韓国人にもなりきれず、自分の存在場所は、どこにあるのだろう?と揺れ動く気持ちが、とても伝わってきました。

メッセージ性を、とても強く感じたので、鷺沢さんって、どういう方?と、Wikiなどで調べてみたら、
おばあさまが、韓国の方だということで、ご自身の感じられてきたことなどを、書かれているから、言葉に重みが
あるのかも、、と、感じたり。

併録の未完の小説も、自分の居場所が欲しくて結婚したけれど、1年で破綻した、、、というくだりがあり、
1年で離婚されているのは、ご自身の経歴と同じだなと思ってしまったので、自分の居場所を、探されて、
苦しまれていたのかしら?なんて、余計なことまで、考えてしまいました。

そのお話は、「春の居場所」というタイトルで、2006年に、堀北真希さん主演で映画化もされているようで、
ちょっと見てみたい…という気持ちになっています。

鷺沢さんに、かなり、心惹かれてしまったので、あと何冊かは、続けて読んでみようと思っています。
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