はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「小説キャンディ・キャンディFinal Story」

2020-08-10 11:47:24 | 本・映画・ドラマ
名木田恵子さん(水木杏子さん)の「小説キャンディ・キャンディFinal Story」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。

上下巻に分かれていて、合わせると、合計700ページ近くもあるぶあつい本を、
2日間で読み切ってしまいました。

少し前に、本のリレーをした際に、昔読んで、今も保管している、漫画版「キャンディ・キャンディ」を
読み返した際に、その後を描いた小説版の存在を知り読んでみたくなったのでした。

ところが、、、「キャンディ・キャンディ」は、原作者と、漫画家の間で、、いざこざ(詳細は知りません)があり、
漫画も、小説も、絶版となっているらしく、
この小説は、アマゾンで、上巻15000円、下巻30000円という値段がついていて、
ひぇ・・・と思い、一旦は読むのを諦めたのですが、県内の他の図書館に蔵書として
存在していることを知り、読みたい、、、と、図書館にリクエストしたのでした。
緊急事態宣言中から、リクエストは受け付けませんということになっていたのですが、
少し前、解除となり、ようやく読むことができました。

物語は、大人になったキャンディが、昔のことを回想したり、手紙をやりとりする感じで書かれています。
上巻は、ほぼ漫画で描かれている通り。下巻は、書簡中心なので、少し人とのかかわりも、
漫画で読んだよりは、深く書かれている気がします。

そして、キャンディは、大好きな「あの人」と暮らしていて、、その人のことは、曖昧に書かれているのですが、
私は、その人は、テリィだと思って読みました(^-^)

漫画も大好きですが、やっぱり私は小説の方が、想像が膨らんで、好きだなぁなんて
改めて感じました。

けど、、、悲しいですね。。。
いざこざで、、絶版になってしまうなんて。
いい大人も大人(たぶん70歳くらい?)なのですから、和解するとか、ないんですかね?
そのまま、、どちらかが、、亡くなったりしたら、、悔いが残ったりしないのかしら?
などと思ってしまいました。

大好きだった漫画だっただけに、残念~~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする