スーパーでカーボロネロを買いました。
カーボロネロ。
カーボロネロは、トスカーナ州特産の野菜で縮れていて、球状にならないキャベツです。訳すと黒キャベツ。
黒というより濃い緑色をしています。葉は硬めで、火を通すと甘みが出ます。スープにする事が多い野菜です。
カーボロネロを使った有名なトスカーナ料理、リボッリータ(Ribollita)を作りました。
リボッリータは、余ったミネストローネに硬くなったパンを入れて煮込んだスープです。Ri=再び、という接頭辞 とbollita=煮た、という意味になります。
農家の人が、仕事に出かける前に、余ったミネストローネと硬くなったパンを入れた鍋を、暖炉の隅に置いて仕事に出かけ、帰った頃にスープが出来ている、という話を聞きました。
カーボロネロと白いんげん豆は必須のようですが、他の野菜は好みの物でよいようです。
ミネストローネを作ります。
切ったパンを入れて、パンが柔らかくなるまで煮込みます。
リボッリータ。