お盆休み期間中も近くの神社にお参りに行ったぐらいで、
食料品の買い出しをするだけの毎日、
ひたすら静かに過ごしておりましたが、
小中学校の時のように宿題?ならぬ課題をもって、
時間を過ごそうではないかと閃く。
下の条件で、最近のマイブームであるソーイング、お針子?!(笑)で
何かを作ろう!
<<夏休みの課題>>
①100均の手拭いを使う
②生地を裁断しない
③自分が着られるもの
で100均と言っても、ダイソーの手ぬぐいは、目が粗いものばかり、
着るものを縫うには向いていない。
Seriaへ行って、手ぬぐいを物色。
Seriaの手ぬぐいは、目の粗いものもあるけれど、
目が細かく柄が凝ったものもあるので、
ソーイング的には、Seria推奨。
ミニバッグではかなりお世話になっています。
で、今回、見つけたのは、”フィッシング”柄。
釣りに興味はないので、柄というより、
涼し気な水色の色味で気に入りました。
ひとつが33cmx90cmです。
4枚をゲット。
100均の手ぬぐいは、縁がきちんと縫ってあるので、
これも活かして色々できます。
今回は、生地を切らないという条件があるので、
4本の手ぬぐいを広げて、次のような超簡単な完成図を考えました。
簡単チュニック。
チュニックは、以前、型紙を起こしてきちんと作りましたが、
今回は、直線の手ぬぐいをどうするか考えるのが頭の体操。
Vの字の衿ぐりは、前も後ろも折って縫い付けるだけ。
角度の調整が必要だなー。
でもこれなら全く裁断する必要がないはずと
手拭いを重ねてみると、
やはり100均の手ぬぐいということあって、
4本の布のサイズがかなり歪んでいて、
大きさがちぐはぐ。
その補正が面倒でした。
簡単な完成図は作ったけど、袖口や襟ぐりは何センチにする?も
縫いながらの調整です(^^;)
で、ひたすら完成図をイメージしながら、
縫って縫って、出来上がりがこんな感じになりました。
ちょ、超、長方形~♪
そりゃ、そうだ。手ぬぐいが4本くっついたんだから。
でも買ってきた手ぬぐいを一か所も裁断することなく、
ひたすら縫うだけ、直線縫いは、黙々とできて楽しい。
これで完成!と思ったけど、
思ったより胴回りがふとーーーい。
だったら、フリルバッグの時のようにゴムで絞ってみようと、
裏にバイアステープを縫い付けて、
ゴムを入れてみましたー♪
直線から、シルエットに柔らかみが出て、
ワンピースみたいになったーーーー。
でも横にスリットを入れているので、
パンツスタイルと合わせた方がやっぱり良い感じ。
バイアステープもゴムも家にあったものなので、
400円で出来ちゃいましたー♪
お恥ずかしながら、ちょっと着てみましたよ。
100均の手ぬぐいなので、若干生地が薄目ですが、
家で着ているには、申し分ないですよね。
端切れも出ないし、出来上がりは大満足。
で、妙にこの色が気に入ってしまって、
追加で、この手ぬぐいをもう一枚で、
バッグも縫ってしまいました。
B5サイズの郵便を出すことが多いので、
郵便局に郵便を持っていく時用です。
持ち手部分は、裁断して作っていますが、
それ以外は裁断せずなので、ちょっと細長いかな。
作り方はミニバッグと同じでゴムをいれないパターン。
中袋は、フィッシング柄の色違いがあったので、
白の生地で作っています。
これだけは裁断して、3分の1、生地が余りました。
これで夏休みの宿題?課題はおまけも含めて完成~♪
提出にバタバタと心配ないわ~、、、なんて、
一人芝居か(笑)
チュニックは、直線に縫っているだけですが、
縫い代の始末など、
髙橋恵美子さんの”手ぬいの教科書”のテクニックを参考にしています。
直線縫いだし、ミシンでだ―――――っと縫えば簡単に縫えるところを、
手縫いは、ゆっくりと縫ってると気持ちが落ち着いてきますし、
温かみのある仕上がりがやっぱり私は好きです。
和裁って良いですよね。
毎日暑くて、型紙を起こして、裁断がやってられなくて、
スカートを作ろうと買った生地を横目に、
型紙を作らず、裁断せずに拘ってみました。
次のやる気スイッチはいつ入ることやら。