■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

ばら寿司と干し椎茸 ~その旨みは干し椎茸と戻し汁にあり~

2023年11月28日 15時00分03秒 | ご飯もの
先日に作った「バラちらし寿司」は、海老がふんだんにはいっていたので「ちらし」と言う言葉を使ったが、子供の頃から郷土の奈良で食べていたものは、質素だが色彩だけは豪華にを心掛けたイメージで、ちょうど今回作ったようなものが郷里の「ばら寿司」として通っていた。



海のない奈良では、魚介類の使用は無く、寿司と言えば鯖を甘酢で漬け込んだ「生寿司(鯖の刺し身)」くらいで、酢めしを使ってあるもので言うと、錦糸卵で豪華に見せてたうえで、お味は干し椎茸の戻し汁ベースで甘辛く炊いて刻んで散らす一方、干瓢も椎茸の戻し汁で炊いて同様にすることでグッグッとコクが出て美味しくなる。



その他に混ぜるものは、酢蓮根・ニンジンの千切り・高野豆腐くらいのものだ。トッピングには、先程の椎茸を大きく切ったものや、錦糸卵・三つ葉・紅生姜などで質素なばら寿司を作って、この田舎ばら寿司で何事も祝っていたような記憶がある。お弁当にすれば、子供の頃から皆に「美味しそう」と言われた。



こんな貧乏ちらし寿司だが、作るには高価な干し椎茸が必需品なので、いまの時期には比較的お安い生椎茸を、1週間ほど天日干しして「干し椎茸」を作っておくことが重要なアプローチとなる。今回も次回のために仕掛けた干し椎茸は、自分で干して作ると格安で準備できるのでお試しあれ。









‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くにちゃん)
2023-11-28 15:43:03
こんにちは^^
炎クリさん♪

やっぱ^^惚れ惚れしちゃう!!毎回の炎クリさんお手製のバラ寿司
薔薇の花束🌹~艶やかよ(笑

質素とか、貧乏だなんて、、、、、
まさしく、これこそ質実剛健の極みですてば~
ひとつひとつ混ぜ込む具材もお手間なのに、、
ほんと素晴らしいですし
今回はお手製干し椎茸なんですね
椎茸の旨味そのまま、、戻し汁をも十二分に生かして、天然の恵みそのまんまーー
ご家族の😋美味しいの歓声に笑顔がおのずあふれ出す
愛情込もった薔薇寿司🌹
お孫ちゃん達もこのお味を記憶に刻んでいってくれるでしょう♡

炎クリさん♪今日もありがとうございます。いつものように、にこやかな思いを抱かせてもらえました
返信する
Unknown (ピエリナ)
2023-11-28 16:00:32
こんにちは🤗

奈良でもばら寿司って言うのですね。
私は岡山の呼び方だと思っていました。

ちらしとどう違うかと言われても、やっぱりばら寿司は違いますよね。
具材とか具材の切り方とかでしょうか。
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Unknown (sinjyusai)
2023-11-28 16:02:18
こんにちは

ちらし寿司は場所や家によって色々と味が有りますね

やっぱり決めては干し椎茸かな

軟化赤いタイの子みたいな物も有りましたね

酢加減が難しい。(笑)
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Unknown (mirapapa)
2023-11-28 17:16:26
懐かしいです、ばら寿司。
卵がもっと少なくて、高野豆腐と椎茸と紅しょうががやや多めな感じでした。
おばん(祖母)が作ると、やたら酸っぱかったな😅
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Unknown (copelonmaru)
2023-11-28 18:53:11
こんばんは

ばら寿司、確かに素材はじみですが、しっかりと出汁が効いた、お味になっていそうです。
やはり、紅生姜が、いいアクセントですね。そっか、干し椎茸を作っちゃうわけですね?キチンと干せますか?生乾きからのカビだらけ、は避けたいです。(笑)

いつも、ありがとうございます。
返信する
Unknown (suisuimedaka)
2023-11-29 04:52:21
干し椎茸は、椎茸を沢山購入した時に天しへめて日干ししてますたね〜私も🤗
ばら寿司に、乗せる錦糸卵🐣って作るの苦手😟上手く作れないんですよ😓綺麗に作る方法があったら教えて欲しいです😂
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Unknown (しじみ)
2023-11-29 09:09:07
おはようだす

いいな~こういう本格的なちらし寿司

バラちらしという呼び方じゃなくて
五目ずしって昔言ってただすよね
干しシイタケをじっくり水で戻して
錦糸卵作って干ぴょう煮て
人参入れるか蓮根入れるか?
さやえんどうで上を飾るのか
そして料理用ハサミで
いかに細かく焼き海苔を切るのか
手のかかるものだっただすよね♪
炎クリさんの作ったバラちらし
これがご馳走だす♪

生シイタケを干して干しシイタケ作り
これも手がかかるだすが
すてきと思うだす

いつの日かしじみも作る時
くるかな♪きっと仕事やめてから
のような気がしまふが(笑)

ぷっちんだす
返信する
Unknown (ビオラ)
2023-11-29 09:09:26
お早うございます〜。

ばら寿司〜、とっても美味しそうですね〜

椎茸大好きで、干し椎茸は、ばら寿司、おせちに欠かせません〜
干し椎茸のもどし汁は、自分にとって、とても貴重なダシとなり・・・、他の具材煮の時等にも、使っています〜♫

ばら寿司は、お祝い事なんかの時に、昔、実家のお隣に住む、親戚の人が、作って持って来て下さってました〜
それは、かまぼこ(ピンク・白が色添えに良かった)やおじゃこも入っていたかな・・・♫

錦糸卵は、華やかになり、必須ですね〜
トップ画像は、錦糸卵の上に、生姜、三つ葉が、彩り豊かに〜♫

自家製の三つ葉、そして、ご自分で干された干し椎茸〜、モンちゃんパパ様の作られるばら寿司は、手間と一緒に、心がこもっていて、食べる方々は、美味しさに笑顔溢れ、幸せだと思います〜♪
返信する
華やかさはあるも材料費的には質素で貧乏くさく‥‥‥ (sugichan_goo)
2023-11-29 13:06:59
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。


くにちゃん
ワシが作る「ばら寿司」には華やかさはあるんですが、材料費的には質素で貧乏くさいのです。決め手の干し椎茸だけは高級食材となりますが、これを自分で作ろうってんだから‥‥‥。先日はお客に出すものでしたから、海老・キュウリ・インゲン豆なども入っていましたが、これらを入れないのが郷土奈良の「ばら寿司」なんですよ。椎茸の旨味は、戻し汁にありってことでお味をグッと盛り上げてくれますよ。それでも、お弁当としてこれを学校に持っていくと、特に女性が集まって「作ってみよう」って口々に言ってましたっけ。この時にはオカンが作っていたんですけどね。

ピエリナさん
岡山の藩主池田公が発した、一汁一菜の倹約令に反抗した庶民が、一菜と称して酢めしに食材を混ぜ「ばら寿司」として厳しい倹約令を逃れたと聞きます。奈良は織田有楽斎の末裔で、池田公とは乳母繫がりだったので、世間話から伝わったのかも知れないですね。

Sinjyusaiさん
ちらし寿司は大阪でも「ばら寿司」とよばれるところもあるようですよ。ワシも決めては干し椎茸だと思ってますし、干瓢もなかなか美味しい混ぜ食材かなと思います。タイの子って、多分シシャモの卵のトビコだと思います。酢加減も大事ですが砂糖や味醂の甘みも大きく関係してきますよ。

Mirapapaさん
奈良でも「ばら寿司」と言われていますが、ワシの小さい頃はお祝い事は全部がこうでしたよ。錦糸卵は多い方が豪華に見えるんで、黄色い様を菜種畑と表現したもので、炒り卵にする手もあったんですよ。高野豆腐・椎茸・紅生姜などつかって、たまに食べると美味しいですよ。

りんこちゃん。copelonmaruくん
仰るとおり食材は地味な「ばら寿司」ですが、見た目は豪華に華やかにがコンセプトなんですよ。自家製紅生姜が、色彩を良くしてくれていますよ。干し椎茸は生椎茸の3倍の値段がしますが、意外と簡単に作れるんでビックリですよ。戻し汁も普通に美味しいし、100均で買った干物ネットで良い感じです。但し一旦冷蔵庫で冷やしてしまうと、乾燥させたら真っ黒になって不細工ですが、これも実用に関しては良い仕事をしてくれます。

くりんママさん
100均で買った干物ネットがあれば生椎茸から簡単に「干し椎茸」が、奇麗に出来上がりますよ。ママさんも作られていたらお解りでしょうけど、お値段は生椎茸に比べて干し椎茸が3倍以上するんで自分で作るに限りますよ。錦糸卵のポイントは、くっつかない玉子焼き器・フライパンで薄く伸ばして片面だけで焼いて、まな板に裏返しポ~ンと、これを繰り返し、数枚できたなら冷えてから細く刻むんですよ。

しじみちゃん
いえいえ、全然本格的じゃないですよ。しかも「ちらし寿司」ってハードルあがっているし。(笑) 確かに関東は倹約令に対して、庶民がそんなに協力しなかったので、5種類の食材を混ぜ込んだってなるんでしょうね。岡山・大阪・奈良あたりでは、ご公儀の倹約令だと、土地のお殿様が厳しく申し渡したので隠密にバレないよう一汁一菜を守ったってことです。その「一菜」を大阪の押し寿司みたいに固めるの反対語の言葉で「ばら寿司」となったようです。干し椎茸は生椎茸の3倍の値段がしますが、意外と簡単に作れるんでビックリですよ。

ビオラさん
ばら寿司は、発祥の岡山を始め関西各地で、郷土料理のように扱われています。干し椎茸は、戻し汁も含めて利用できますので、お値段は生椎茸に比べて3倍以上するんで自分で作るに限りますよ。ビオラさんも京都・滋賀が郷里みたいなものですから「ばら寿司談義」はご存じですよね? 煮しめに干し椎茸は必需品ですが、干し椎茸は生椎茸の3倍の値段がしますので、意外と簡単に作れるんでビックリですよ。戻し汁も普通に美味しいし、100均で買った干物ネットで良い感じです。但し一旦冷蔵庫で冷やしてしまうと、乾燥させたら真っ黒になるんで。ピンクの蒲鉾って言う手も教えてくださってありがとうです。縮緬雑魚はイワシで青魚アレルギーの相方がNGなんですよ。錦糸卵は、倹約せずに多い方が華やかでして、三つ葉・紅生姜が色彩を艶やかにしてくれますね。


皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
返信する
Unknown (おおばかめぐみ)
2023-11-30 20:44:31
こんばんは。

鮮やかなちらし寿司ですね。

赤、黄色、緑、茶と色がたくさんあると豪華になりますよね。
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