鈴木直道道知事は1月31日の定例記者会見で、令和4年(2022)の「第42回全国豊かな海づくり大会」の本道開催が決定したと発表した。
鈴木知事は昨年12月、全漁連の「豊かな海づくり大会推進委員会」の岸宏会長あてに北海道開催を申請し、1月29日付で決定の通知を受けた。
鈴木知事は「天皇皇后両陛下が臨席する大会は、水産資源の維持・増大はもとより、本道の漁業団体が取り組むプラスチック製品の海への流入を軽減する脱・抑プラスチック運動など北海道が世界に誇る食や観光を生み出す貴重な財産である豊かな海を守り、次の世代に引き継ぐ取り組みを漁業者のみならず、道民に浸透させる絶好の機会」と大会に成功に全力で取り組む決意を語った。
今後年度内をメドに水産団体、市長会、町村会、庁内関係部などを構成員とする「大会準備委員会」を立ち上げ、大会の主な行事など基本構想の策定や開催地を検討する。