道南太平洋の沿岸スケソウ漁は、昨年10月からの累計で約2万6千㌧と漁獲量が不漁だった前年同期に比べ15%増となっているが、いぜん平年の漁獲水準を大きく下回っている。
道水産林務部漁業管理課によると、1月末の累計漁獲量は、渡島が1万2,960㌧(前年同期9,518㌧)と前年比36%増。主力の刺し網は1万2,869㌧(同9,438㌧)。胆振は8,620㌧(前年同期9,378㌧)と8%減少。刺し網は8,215㌧(同8,278㌧)。
日高は4,615㌧(前年同期3,814㌧)で21%増。刺し網は4,486㌧(同3621㌧)。
道南太平洋の合計は、2万6,195㌧(前年同期2万2,710㌧)で15%増となっている。うち刺し網は2万5,570㌧(同2万1,337㌧)。
胆振管内では1月末で操業を終えている。渡島も2月10日までに51㌧を水揚げしたが、終漁に向かっている。日高管内は2月に入っても好調で、同じく366㌧を水揚げし、累計でほぼ5千㌧に達した。