全道の6割を占める網走管内の沿岸に来遊する秋サケ。その漁獲状況は10月31日現在で、数量は876万尾と前年同期の80%まで回復し、平均㌔単価が1,000円以上で推移。金額では279億円と前年同期を3割近く上回っている。
網走海区漁業調整委員会によると、10月31日現在の秋サケ漁獲状況は、累計で尾数が875万5,431尾と前年同期比79.5%。重量が2万6,660㌧と同79.2%。金額が278億5,997万円と同128.1%。平均㌔単価1,045円、平均目回り3.04kg。
10月に入り、上旬の214万尾、中旬の177万尾、下旬の127万尾とペースは落ちているが、失速はなく、着実に積み上げており、全道の底上げの原動力となっている。前年は11月中旬までに50万尾を上乗せしており、今シーズンも900万尾を突破するのは確実だ。
漁協では、オホーツク東部に位置する斜里第一が284万尾(同105%)、網走が202万尾(同81%)、ウトロが153万尾(同108%)を漁獲しているが、オホーツク中部・紋別北部に位置する漁協の不振がめだつ。
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