前回に引き続き大道芸ワールドカップin静岡より、
今回は2016年度出演のアーティストの皆さんをアップいたします。
まず最初にアップするのは「オーレリー・ドーファン」(フランス)
です。
シルク・ドゥ・ソレイユOVOメンバーとして活躍。
ドーファン(Dauphin)はフランス語でイルカを意味します。
まるで空中のイルカを思わせるような表現力豊かなエアリアル(空中芸)は
まさに芸術ともいえる素晴らしいものでした
網にかかってもがき苦しむイルカ!
日本の一部で、国際協約を無視して行われているイルカ漁に対する抗議の意
を表現しています。
続いて「チン・チャーミー」(ベトナム)です。
まず最初に、口にくわえたナイフの刃にグラスを何段も重ねて
アコーデオンを弾き始めました。
こんどは風船の上に燭台。
更には口にくわえたナイフの切っ先に、これまた鋭い剣の切っ先を
合わせ、何とクレーンから垂れ下がった細長い布を昇り始めました。
その神業とも思えるバランス感覚にはただただ驚愕するのみでした。
最後は「デュオ・ラオス」(ロシア)のペアーによるアクロバットです。
女性の軽やかな動きと、男性の力強い動きによる見事な演技でした。
これは回転しているところではありません。
この姿勢のまま下から頭上へと女性を持ち上げる強烈な力業です。