曼珠沙華ひとむら燃えて秋陽つよし
そこ過ぎているしづかなる経
飲兵衛、小学校6年の時に木下利玄(としはる)のこの短歌を習い
「まんじゅしゃげ」という言葉の不思議な響きに魅せられて、
この花が大好きになりました。
曼珠沙華はサンスクリット語で「赤い花」。
また法華経では「天上の花」という意味もある様です。
この曼珠沙華、今まで近くの公園で適当にパチリしていたのですが
全くの駄目写真ばかり。
やはりまともな写真を撮るには足で稼がないといけないという事で、
浜松市天竜区の二俣川へ出かけてみました。
二俣川の河原には曼珠沙華が群生していて、とても鮮やかでした。
川辺でパチリ。
輝く川面に曼珠沙華が映えますね~!
曼珠沙華を撮っていると「ナガサキアゲハ」のメスがやって来ました。
(オスは翅下部の白い模様がありません)
この蝶は元々南方系の蝶で、日本での分布は関西以西に限られていまし
たが、近年は中部地区や関東地区でも見られる様になりました。