茶藝館「無為草堂」でのんびりとお茶を楽しんだ後は台中駅より自強号(急行)に乗り
扇形庫で有名な彰化駅へ向かいました。
蒸気機関車は前後の区別があるため、進行方向を変えるには機関車の向きを変える必要がありました。
このため多くの駅に向きを変える転車台がありましたが、機関区を併設する場合に扇形庫を活用すれば
分岐器の数や設置面積を大幅に節約できるため、多くの機関区でこの形が用いられました。
その後、時代が下って電気機関車やディーゼル機関車の時代となった後は、前後転回を必要としなく
なったため、転車台とともに徐々に姿を消していき、残存数は少なくなりました。
彰化扇形庫は台湾彰化県彰化市に現存する扇形庫です。
台鉄彰化機関区の施設であり、蒸気機関車の運行終了後も車庫として現役で使用されています。
ちなみに飲兵衛の地元浜松の「天竜・浜名湖鉄道」(旧二俣線)二俣駅にも小規模ながら扇形の転車台があります。
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