常寂光寺から「落柿舎」の横を通り「祇王寺」へと向かいました。
「落柿舎」は松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として使用されていた場所で、
その名は、嵐のため庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちたことに
由来しています。
「祇園精舎の鐘の聾、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらわす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」
「平家物語」に登場する、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王と仏御前
が出家のため入寺した尼寺として知られている祇王寺です。
侘び寂びとは無縁の飲兵衛ですが、楓と苔に覆われた草庵からはそこはかとなく
寂しさ、もののあわれさが漂ってくる祇王寺でした。
四回に分けてお送り致しました「そうだ京都に行こう」は今回で終了しました。
次回からは11月1日~4日に行われました「大道芸ワールドカップ in 静岡2019」を
お送り致しますので引き続きご覧ください。
ここのお寺は苔が綺麗ですね~
人も京都にしたら少なめでこのお寺の雰囲気がより一層引き立つようです。
侘び寂びが感じれるような紅葉もまたいいもんですね~
次のシリーズも楽しみにしてます。
能天気の飲兵衛が言うのも何ですが、
祇王寺は華やかというより詫びた感じの、なかなかに情緒溢れる草庵でした。
次回からは飲兵衛が得意(下手の横好き)のイベントものになります。
お姉さん達を一杯アップしますので見てくださいね。