図書館の棚に並ぶ数々の本の中で、光っていました。
タイトルに一目ぼれです。
手に取って見て、表紙にも一目ぼれ。
このつま先立ち、カッコいい。
ゴムパン。
そこからの、チラ見え(わ、わたし!?)。
華麗なる上体反らし。
うううっ、こんな風に 私も
内容は、
60代デビューしたばかりの自称プレばーさん「東西文子(とうざいあやこ)」が
この先10年、20年、30年・・と、
いい感じのばーさん、カッコいい真正ばーさんになっていくことを目指して
自分の親や兄や兄嫁(文子より5才上)、
周囲の(生き方も考え方もそれぞれの)プレばーさん仲間や
年下の仕事仲間との交流のなかから、
観察し学んだことを綴ったノウハウ本です(ちと違うかもしれません)。
更年期後の不具合や骨粗しょう症や加齢臭、
健康診断を真に受けるかどうか、また、生きる心持ちやらなんやらが
おもしろ可笑しく書かれています。
私はこの手のことはまだ不勉強。
なのでとても参考になりました。
文子によれば、毎日血圧を測るのも体調の変化に敏感になるためというよりは
自律できている自分を確認したいからなのだそうだ。
そして年を取るということは色々な場面場面で
「何気ない事柄の本当の価値」なるものを知る事なのだそうだ。
今出来ていることへのありがたみが増して
自分の体を大切に使おうと思う文子に、私も!私も!と思いました。
誰かがこうして自分の体験を後進に示してくれるから
私たちは必要以上に怖がらずに未知の世界へ進んでいけるのですよね。
先を行く人たちの経験と知恵は、多くの場面で
後から行くものを助けてくれているのです。
特に女性はあらゆることをパワーに変えて生きている!
私も楽しくたくましく生きていこう、そう心に誓ったのでした。