ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

その「待ち方」が問題だ

2017年02月23日 | ⓴ ホームエデュケーション

私の数ある失敗のひとつに

息子の不登園や不登校に関して、多くの専門家から

 

「頑張って無理をし過ぎたのです。

 今はゆっくり休ませてあげてください。

 元気になるまで待ちましょう」

 

と言われた時に、

『待つ』っていうことの意味を取り違えて

その待ち方が

ふすまの陰から覗いている「ちびまる子ちゃん」の野口さんのようだったり

(つまり待ち方が恐い。

 「お母さん、ここで待ってるわよ~ 早くよくなって~」と怨念を送ってる)

 

「なんでうちの子が・・・」と柱の陰で泣く飛雄馬の姉、明子のようであったり

(つまり重たい。その上無能。その態度が余計ダメージを与えている)

 

「どぉれだけ待てばいいのですか ああ届かぬ愛を~」的な、

『万里の河』的な、

折角待ったのに結局最後は責めるんだ?的な待ち方だったりしたことだ。

 

まだか、まだかと待たれていてはゆっくり休めないのにね。

休んでも休んでも時間が過ぎるばかりで、

息子の体内お休み度計測カウンターは0~1を行ったり来たりするばかりなのでした。

 

そんで、5(100のうちの5だよ・・)くらいたまると

「もういいんじゃない?」と引っ張り出して

すっからかんにしてしまうような親でした。

 

それなのにうちの息子は本当にけなげでえらかったと思います。

何度も何度も、期待に応えようと立ち上がってくれました。

なんて強いんだ。

 

「待つ」ことすらちゃんと出来なかった15年だけど今から挽回します。

ここらで、そろそろ息子の役に立ちたいのです。

それをどうせなら楽しくやりたいのです。

いや、やるのです。

も少し頼れる親になるのです。