私の数ある失敗のひとつに
息子の不登園や不登校に関して、多くの専門家から
「頑張って無理をし過ぎたのです。
今はゆっくり休ませてあげてください。
元気になるまで待ちましょう」
と言われた時に、
『待つ』っていうことの意味を取り違えて
その待ち方が
ふすまの陰から覗いている「ちびまる子ちゃん」の野口さんのようだったり
(つまり待ち方が恐い。
「お母さん、ここで待ってるわよ~ 早くよくなって~」と怨念を送ってる)
「なんでうちの子が・・・」と柱の陰で泣く飛雄馬の姉、明子のようであったり
(つまり重たい。その上無能。その態度が余計ダメージを与えている)
「どぉれだけ待てばいいのですか ああ届かぬ愛を~」的な、
『万里の河』的な、
折角待ったのに結局最後は責めるんだ?的な待ち方だったりしたことだ。
まだか、まだかと待たれていてはゆっくり休めないのにね。
休んでも休んでも時間が過ぎるばかりで、
息子の体内お休み度計測カウンターは0~1を行ったり来たりするばかりなのでした。
そんで、5(100のうちの5だよ・・)くらいたまると
「もういいんじゃない?」と引っ張り出して
すっからかんにしてしまうような親でした。
それなのにうちの息子は本当にけなげでえらかったと思います。
何度も何度も、期待に応えようと立ち上がってくれました。
なんて強いんだ。
「待つ」ことすらちゃんと出来なかった15年だけど今から挽回します。
ここらで、そろそろ息子の役に立ちたいのです。
それをどうせなら楽しくやりたいのです。
いや、やるのです。
も少し頼れる親になるのです。