テレビ東京で『日本ボロ宿紀行』ってドラマを放送していて
何だろうと思って録画をはじめて
第1話を見たら、すっごく低予算のドラマだとわかりました。
20年前に「旅人」という歌がヒットしたけど今はすっかり忘れ去られた歌手が
社長兼マネージャーと地方巡業に行って
温泉施設やスーパーの駐車場なんかで歌謡ショーをしながら
売れ残っている「旅人」のCDを手売りして復活を目指す話なんだけど
見どころはストーリーとドサ回りの先々で泊まるボロ宿の紹介です。
『孤独のグルメ』みたいな感じプラス、ドラマも楽しめる設定です。
宿はどこも見たことないくらいボロいんだけど実在で、
お風呂のショボさとか食事の簡単さとか、瓶ビールとか
どこか懐かしいというか、矛盾するようだけど逆に新鮮というか
いや、やっぱりどこかで見たことある感じというか
ドラマの手作り感に安心するというか
歌手の桜庭龍二役の高橋和也が味わい深いというか
(普段は文句ばっかり言ってるオッサンなのに歌ってる彼はキュート)
彼の歌う「旅人」って曲がちょっとムーディーで悪くないというか
特に観光地でもないような中途半端な巡業先にぐっとくるというか
登場人物の少なさが楽ちんというか
好きという程でもないけどキライじゃない感じです。
褒め言葉です。
この手法で、たまに地元の農協とか銭湯とかデパートとか商店街が出てきたらいいな。
でもそれだと手間と予算がかかっちゃうかー
やっぱり今くらいがちょうどいいね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます