昨年の12月末でアルバイトを辞め、
1月に福祉施設のボランティアを探して面接を受け、
2月にボランティア保険に加入して週1回の施設訪問をスタートした息子が
今日のボランティアから柔らかい表情で戻って来た。
「施設に着いたら、入居者の方が早く将棋をしようと待っていてくれたんだ」
募集内容が庭掃除や草取り、洗濯や食事の後片付けなどスタッフの業務サポート的なものと、
散歩の同行やレクや話し相手になるといった入居者の方々との交流だったので
ゆっくりペースで察しの鈍い息子に務まるだろうかと思う反面
そのゆっくりさと鈍さが逆に生きてくる場面もあるんじゃないか(あるといいな、が、あるといいな)
足りないところは学んでいけばいいのだと思っていたところなので
息子の来所を待っていてくれる人がいるなんて、ありがたくて涙が出る。
「入居者の人たちと話し合って、何をするか決めてね」とスタッフから言われるそうで、
どんな風に話を進めればいいのか息子なりに悩んだり考えたりしているようだ。
息子にとっては新鮮な悩みだ。
でも、今通っている卓球サークルの仲間とそんなに変わらない年齢の方たちとの交流は
息子にとっては案外ホームじゃないかな、と思う。
もしかしたらすっごく可愛がられてたりして。
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