昨日からコープさっぽろで店頭販売を開始した黒豆「美登位の祝い黒」ですが、正式な品種名は「いわいくろ(中育39号)」と言います。
昭和61年に初めて道立中央農業試験場で交配を行い、品種として認定されるまでに11年もかかったそうです。
「いわいくろ(中育39号)」の育種目標は「極大粒・早熟・良質・わい化病抵抗性の黒大豆」だったそうで、交配からから認定までにかなり苦労したことが窺えます。
しかし、今では北海道で最も多く作付けされている品種で、大粒で煮崩れしにくいことや甘みが強いことなどから、煮豆などに加工するのに適してます。
「いわいくろ」の開発にあたった当時の担当者や関係者の方々には、本当に頭が下がります。
コメやムギ、ジャガイモなどもそうですが、新しい作物品種を創り出すということは並大抵の事ではありません。
試行錯誤の連続で、長い期間を要し、根気のいる作業を黙々とこなさなければなりません。
それも、1人の研究員がずっと携われるわけではなく、それを次の人に引き継いで行かなければなりません。
そうやって、北海道の、そして日本の品種改良は続けられ、沢山の新品種が生み出されて来ました。
今でこそ北海道のお米は美味しいという評判が、全国的にも定着しつつありますが、ほんの20年くらい前では、北海道米は「やっかいどう米」と揶揄され、市場では相手にされませんでした。
しかし、「きらら397」に始まる良食味米への挑戦は、ついに「ゆめぴりか」と言うブランド米を誕生させました。
さて、「いわいくろ」の話に戻りますが、黒豆は正式には「黒大豆」といい大豆の一種です。
大豆は長寿大国である日本の健康を支えてきた重要な食材であり、その中でも黒豆には、女性にうれしい下記のような栄養素がたくさん含まれていることが分かっています。
・アントシアニン:抗酸化作用で有名なポリフェノールの一種です。人は酸素を取り込んで生きていますが、酸素の一部は活性酸素に変わり、肌や内蔵を酸化(老化)させる原因となります。アントシアニンにはこれを抑える働きがあります。
・イソフラボン:女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをすることで知られる成分です。肌のツヤと潤いを保つ働きがあり、女性ホルモンの不足による肌荒れや更年期障害の改善が期待できます。
・サポニン:大豆に含まれる渋みや苦味の主成分で、水を加えるとせっけん(サポ)のように泡立つことから名付けられました。脂肪やコレステロールの代謝を促す働きがあるとされています。
・食物繊維:栄養素ではありませんが、体内で消化されない成分のことです。胃の中で膨らむので食べ物が長く留まり、満腹感を持続させて食べ過ぎを防ぎます。また腸壁を刺激してお通じを促してくれるので、腸内環境の正常化にも繋がります。
我が家でも黒豆は欠かせない食材ですが、最近、家内が「黒豆の酢漬け」を作り始め、常備食として毎日、朝食と夕食の時に10~15粒、2人で食べています。
黒豆はもちろん後藤農園産「美登位の祝い黒」です。
効果ですが、家内は腸の具合が良くなったような気がする、と言ってます。私も同感です。
昭和61年に初めて道立中央農業試験場で交配を行い、品種として認定されるまでに11年もかかったそうです。
「いわいくろ(中育39号)」の育種目標は「極大粒・早熟・良質・わい化病抵抗性の黒大豆」だったそうで、交配からから認定までにかなり苦労したことが窺えます。
しかし、今では北海道で最も多く作付けされている品種で、大粒で煮崩れしにくいことや甘みが強いことなどから、煮豆などに加工するのに適してます。
「いわいくろ」の開発にあたった当時の担当者や関係者の方々には、本当に頭が下がります。
コメやムギ、ジャガイモなどもそうですが、新しい作物品種を創り出すということは並大抵の事ではありません。
試行錯誤の連続で、長い期間を要し、根気のいる作業を黙々とこなさなければなりません。
それも、1人の研究員がずっと携われるわけではなく、それを次の人に引き継いで行かなければなりません。
そうやって、北海道の、そして日本の品種改良は続けられ、沢山の新品種が生み出されて来ました。
今でこそ北海道のお米は美味しいという評判が、全国的にも定着しつつありますが、ほんの20年くらい前では、北海道米は「やっかいどう米」と揶揄され、市場では相手にされませんでした。
しかし、「きらら397」に始まる良食味米への挑戦は、ついに「ゆめぴりか」と言うブランド米を誕生させました。
さて、「いわいくろ」の話に戻りますが、黒豆は正式には「黒大豆」といい大豆の一種です。
大豆は長寿大国である日本の健康を支えてきた重要な食材であり、その中でも黒豆には、女性にうれしい下記のような栄養素がたくさん含まれていることが分かっています。
・アントシアニン:抗酸化作用で有名なポリフェノールの一種です。人は酸素を取り込んで生きていますが、酸素の一部は活性酸素に変わり、肌や内蔵を酸化(老化)させる原因となります。アントシアニンにはこれを抑える働きがあります。
・イソフラボン:女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをすることで知られる成分です。肌のツヤと潤いを保つ働きがあり、女性ホルモンの不足による肌荒れや更年期障害の改善が期待できます。
・サポニン:大豆に含まれる渋みや苦味の主成分で、水を加えるとせっけん(サポ)のように泡立つことから名付けられました。脂肪やコレステロールの代謝を促す働きがあるとされています。
・食物繊維:栄養素ではありませんが、体内で消化されない成分のことです。胃の中で膨らむので食べ物が長く留まり、満腹感を持続させて食べ過ぎを防ぎます。また腸壁を刺激してお通じを促してくれるので、腸内環境の正常化にも繋がります。
我が家でも黒豆は欠かせない食材ですが、最近、家内が「黒豆の酢漬け」を作り始め、常備食として毎日、朝食と夕食の時に10~15粒、2人で食べています。
黒豆はもちろん後藤農園産「美登位の祝い黒」です。
効果ですが、家内は腸の具合が良くなったような気がする、と言ってます。私も同感です。
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