北のパラダイス

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住みやすい街

2014年11月28日 | 未来構想
今日は久々に公共交通機関で事務所まで来ました。

自宅から北広島駅までバスに乗り、北広島駅からJRで新札幌駅まで行き、新札幌から地下鉄東西線に乗り換えて円山公園駅で途中下車しました。

円山公園駅直結のマルヤマクラス一階にあるダイエーに寄り、お昼のお弁当を買うついでに宮の森アイスの売れ行き状況を確認し、また地下鉄に乗って目的地の西28丁目駅に着きました。

その間、北広島駅以外は外に出ることはなく、雨や雪の時は乗り継ぎが中で済むのは有り難いですね。

東京だとJRや地下鉄はいつも混雑してますが、札幌の場合は朝夕以外それほど込んでいないので、特に小さい子供を連れたお母さんや、お年寄りなどには、札幌の公共交通機関は便利で楽だと思います。

ところで、私はふだん北広島から事務所のある宮の森まで、札幌市内中心部を通り片道約30kmをほぼ1時間かけて通勤しています。

中心部まではいつも南郷通りを通って豊平川の瑞穂橋まで行きますが、橋を渡ってからは、その日の混雑状況や気分によって大通り、北1条通り、北2条通り、途中から右折して北5条通り、北7条通りを通って西の環状線まで直進します。

最近感じるのは、中心部を抜けて東西を行き来するアクセスが良くなったことです。

帰りのルートの一つで大通りから南郷通りに抜ける場合、以前はテレビ塔の交差点で行き止まりだったのが今は創成川を渡って右折できるので、そこから一気に瑞穂橋まで抜けて南郷通りに入ることが出来ます。

夜遅くに帰る時など、テレビ塔のイルミネーションを眺めながら大通りを走るのもまたいいもんです。

また、実家や娘の家がある東区に寄る時には、環状線を東進しエルムトンネルを抜けて石狩街道に出るルートを通りますが、トンネルが出来たお陰でとてもスムースに行けるので楽になりました。

そういう意味で札幌市の交通網は、道路にしても、公共交通機関にしても、200万人近くが住む大都市としては、とても良く整備されていると思います。

これも、基礎となる土木工学が発展した賜物だと思います。

札幌市民及び周辺の石狩市・江別市・恵庭市・小樽市・北広島市・千歳市・当別町・新篠津村・岩見沢市などの住民を含めると、約250万人が暮らす札幌圏の移動・交通手段を支える国・道・市町村・JRなどの交通網は、世界の中でもハイレベルなものじゃないかと思います。

わずが200年前には未開の原生林だったこの地を、世界に名だたる大都市圏に創り上げたのも、土木技術の力が大きかったのではないかと思います。

土木技術と建築技術を合わせて建設と呼ばれていますが、東京などの大都市に行くと、良い悪いはあっても街を形作ったのはまさに建設技術によるものだと感じます。

住みやすい街を作るのも、住みづらい街を作るのも、建設技術です。

要は、住民が本当に住みやすいと感じる街を作るために、建設技術の粋を結集することが必要です。

札幌は毎年「住んでみたい街」の全国ベストスリーにランクインされているそうです。

本州の人に言わせたら「憧れの街」だそうです。

確かに、便利だし、整然としているし、自然も豊かだし、食べ物も美味しいし、外国人にも人気が高いというのも頷けます。

2026年の冬季オリンピックにもエントリーしましたし、ますます「住みやすい街」を目指して発展して行って欲しいと思います。

これからの課題は、建設技術と医療、福祉、教育、農林水産、観光などとのさらなる連携・融合でしょうね。

そしてその結果、老若男女、多くの人達がトータルで幸せが感じられる街を創出する、というのが理想形です。

それが私が考える「北のパラダイス」の一つのありかたです。


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