おはようございます
昨日は、「阿蘇山噴火」のニュースから始まり、夕方まで多くのご心配のメッセージをいただいておりました。
すべてにお返事することができず、申し訳ございません!
須永博士美術館facebookページの方ではお伝えしていましたが、阿蘇も、小国も、何の被害も無く、普段通りの生活をしております。ご安心くださいね
報道では、一番すごい部分が流れるので、びっくりしますよね・・・阿蘇は、河口から、人の住んでいる居住地までは相当な距離がありますので、民家や宿泊施設への影響も無いそうです。
そして、「阿蘇郡小国町」ということで、小国も阿蘇山のすぐ近くのように思われると思います。ここ須永博士美術館から阿蘇山までは、車で1時間近くかかる場所ですので、ここからは阿蘇山は見えません。(高い山に登れば眺められます。)風向きによっては火山灰が流れてくることもあるかもしれませんが、昨日は熊本市内方向へ向かっていたそうで、熊本のニュースでも「降灰注意」をしていました。
昨日は、子供たちも学校で「阿蘇山噴火」のニュースを知らなかったくらいです。「え!そうなんだ」と、帰ってきてから言ってました。
私も「噴火速報」を見たときに、「桜島が噴火したのかな!」と一瞬思って「阿蘇山」と出たので、びっくりしたけれど、桜島も阿蘇も、そこに住んでいる人たちは火山と共に生きてきているので、冷静な判断ができていると思います。ただ、ニュースを見て予定をキャンセルしてしまうことが心配です。用心するのは当然だけれど、この「いつもと変わらない」今をお伝えしてほしいです・・・。
Team Asoのページでも、分かりやすく伝えて下さっています
ありがたいです。
小国は・・・
この写真は、昨日のお昼ごろです。噴火速報から2時間後くらいですね。
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この後も、なんの変化も無く、夜は星がきれいでした。
ニュースで出た映像がすごくて驚いた方も大変だ!と本当にびっくりしたと思います。正直、私たちもいつも見ている阿蘇の風景ではあるけれど、その噴火の規模やその後の事はだれにもわかりませんので、警戒することはもちろん大切ですが、阿蘇は古代から噴火を繰り返し、今も生きている山です。阿蘇の人たちは阿蘇山を神様として恐れ敬うと同時に、阿蘇特有の自然環境の恩恵に感謝しながら暮らしてきています。
ちょうど、娘が学校からもらってきた「JA全農」の阿蘇特集の冊子に、阿蘇の形成、農業文化について詳しく書かれてありましたので、紹介させて下さい
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その中から抜粋してみます
「阿蘇一帯は、元々いくつもの山々からなる火山群だったという説が有力です。「先阿蘇火山群」は約30万年から9万年前の間に、大きな噴火を4回した形跡があります。
中でも4回目の噴火は猛烈で、火砕流は九州北部を焼き尽くしたといいます。最も遠いところでは山口県秋吉台で蓄積物が発見されています。また、噴火による火山灰は偏西風に乗り、日本列島全域に広がったでしょう。北海道東部では厚さ10cm以上の火山灰層が確認されています。」
すごいですね~~!この噴火によって、現在の阿蘇一帯のカルデラが形成されたのでしょうか。このカルデラの真ん中にある雄大な、阿蘇五岳。阿蘇山といっても 「根子岳」「高岳」「中岳」「杵島岳」「烏帽子岳」などの1000m級の山が連なり、総称を「阿蘇山」と呼んでいて、今回噴火したのはその「中岳」の噴火口で、いつもそこにはマグマだまりがあって、エメラルドグリーンの美しい姿を見ることもできます。
外輪山の広さから見ても、元々あった阿蘇の何十万年前の風景はどれだけ想像を超えるものなのでしょうね…
そんな広大な阿蘇の美しい草原は、
「古くから阿蘇の自然環境と共生しながら、先人の努力を脈々と受け継ぎ、阿蘇の草原という人の手が入った「二次的自然」を維持してきました。」
とあるように、春の野焼きによって維持されてきています。
「草原を一旦焼き払うことで、草木が生い茂るのを防ぎます。また、寄生動物や病原菌が駆除されるため、新芽の出が良くなる効果も見られます。」
と。素晴らしいですね!
毎年3月に行われている野焼き
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その野焼きの後に咲く、キスミレ
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阿蘇神社の火振り神事
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(↑昨年の様子です。息子もさせていただきました。)
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阿蘇の火祭り
今回の噴火の直接な影響は無い小国も、阿蘇市はお隣です。その距離感は、なかなか分からないかもしれませんが、阿蘇は大丈夫です!と、お伝えしたくて、アップしました
大好きな阿蘇です
「自然と共生」
そうして生きている、生かされている私たちですが、今地球上のあちこちで起きている自然災害…一瞬で生活を奪われてしまう甚大な被害を受けてしまい、大変な状況の方々がたくさんいます。
今自分にできること
自分のすべきこと
そのことを一生懸命考えながら、今日も過ごそうと思います。
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昨日は、「阿蘇山噴火」のニュースから始まり、夕方まで多くのご心配のメッセージをいただいておりました。
すべてにお返事することができず、申し訳ございません!
須永博士美術館facebookページの方ではお伝えしていましたが、阿蘇も、小国も、何の被害も無く、普段通りの生活をしております。ご安心くださいね
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報道では、一番すごい部分が流れるので、びっくりしますよね・・・阿蘇は、河口から、人の住んでいる居住地までは相当な距離がありますので、民家や宿泊施設への影響も無いそうです。
そして、「阿蘇郡小国町」ということで、小国も阿蘇山のすぐ近くのように思われると思います。ここ須永博士美術館から阿蘇山までは、車で1時間近くかかる場所ですので、ここからは阿蘇山は見えません。(高い山に登れば眺められます。)風向きによっては火山灰が流れてくることもあるかもしれませんが、昨日は熊本市内方向へ向かっていたそうで、熊本のニュースでも「降灰注意」をしていました。
昨日は、子供たちも学校で「阿蘇山噴火」のニュースを知らなかったくらいです。「え!そうなんだ」と、帰ってきてから言ってました。
私も「噴火速報」を見たときに、「桜島が噴火したのかな!」と一瞬思って「阿蘇山」と出たので、びっくりしたけれど、桜島も阿蘇も、そこに住んでいる人たちは火山と共に生きてきているので、冷静な判断ができていると思います。ただ、ニュースを見て予定をキャンセルしてしまうことが心配です。用心するのは当然だけれど、この「いつもと変わらない」今をお伝えしてほしいです・・・。
Team Asoのページでも、分かりやすく伝えて下さっています
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ありがたいです。
小国は・・・
この写真は、昨日のお昼ごろです。噴火速報から2時間後くらいですね。
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この後も、なんの変化も無く、夜は星がきれいでした。
ニュースで出た映像がすごくて驚いた方も大変だ!と本当にびっくりしたと思います。正直、私たちもいつも見ている阿蘇の風景ではあるけれど、その噴火の規模やその後の事はだれにもわかりませんので、警戒することはもちろん大切ですが、阿蘇は古代から噴火を繰り返し、今も生きている山です。阿蘇の人たちは阿蘇山を神様として恐れ敬うと同時に、阿蘇特有の自然環境の恩恵に感謝しながら暮らしてきています。
ちょうど、娘が学校からもらってきた「JA全農」の阿蘇特集の冊子に、阿蘇の形成、農業文化について詳しく書かれてありましたので、紹介させて下さい
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その中から抜粋してみます
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「阿蘇一帯は、元々いくつもの山々からなる火山群だったという説が有力です。「先阿蘇火山群」は約30万年から9万年前の間に、大きな噴火を4回した形跡があります。
中でも4回目の噴火は猛烈で、火砕流は九州北部を焼き尽くしたといいます。最も遠いところでは山口県秋吉台で蓄積物が発見されています。また、噴火による火山灰は偏西風に乗り、日本列島全域に広がったでしょう。北海道東部では厚さ10cm以上の火山灰層が確認されています。」
すごいですね~~!この噴火によって、現在の阿蘇一帯のカルデラが形成されたのでしょうか。このカルデラの真ん中にある雄大な、阿蘇五岳。阿蘇山といっても 「根子岳」「高岳」「中岳」「杵島岳」「烏帽子岳」などの1000m級の山が連なり、総称を「阿蘇山」と呼んでいて、今回噴火したのはその「中岳」の噴火口で、いつもそこにはマグマだまりがあって、エメラルドグリーンの美しい姿を見ることもできます。
外輪山の広さから見ても、元々あった阿蘇の何十万年前の風景はどれだけ想像を超えるものなのでしょうね…
そんな広大な阿蘇の美しい草原は、
「古くから阿蘇の自然環境と共生しながら、先人の努力を脈々と受け継ぎ、阿蘇の草原という人の手が入った「二次的自然」を維持してきました。」
とあるように、春の野焼きによって維持されてきています。
「草原を一旦焼き払うことで、草木が生い茂るのを防ぎます。また、寄生動物や病原菌が駆除されるため、新芽の出が良くなる効果も見られます。」
と。素晴らしいですね!
毎年3月に行われている野焼き
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その野焼きの後に咲く、キスミレ
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阿蘇神社の火振り神事
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(↑昨年の様子です。息子もさせていただきました。)
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阿蘇の火祭り
今回の噴火の直接な影響は無い小国も、阿蘇市はお隣です。その距離感は、なかなか分からないかもしれませんが、阿蘇は大丈夫です!と、お伝えしたくて、アップしました
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大好きな阿蘇です
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「自然と共生」
そうして生きている、生かされている私たちですが、今地球上のあちこちで起きている自然災害…一瞬で生活を奪われてしまう甚大な被害を受けてしまい、大変な状況の方々がたくさんいます。
今自分にできること
自分のすべきこと
そのことを一生懸命考えながら、今日も過ごそうと思います。