地下室の手記 2017-03-19 | 雑感 ドストエフスキーの初期の小説「地下室の手記」を読みました。主人公のように人は心の奥底ではビクビクしながらも、傲慢になることもあります。また、善意と悪意、別な言葉で言えば悪魔的な心と天使的な心が同居していることも少なくないと思います。人間の心の二面性あるいは重層性を強く感じられて楽しい小説です。